アルバム売上総数1億枚、観客動員数1千万人超えという驚異の記録を残し、2007年に亡くなってからも、世界中から愛され続けているオペラの天才テノール歌手にして、エンタテインメント界のスーパースター、ルチアーノ・パヴァロッティ。何故彼の歌声と演技が国境も時代も音楽のジャンルも超えて、多くの人々を虜にしたのかを『アポロ13』や『ビューティフル・マインド』などの作品は勿論のこと、ビートルズのライヴ活動に焦点を当てた『ザ・ビートルズ～EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』でドキュメンタリー映画を作らせても「うまいな」と感心させてくれたロン・ハワード監督が、貴重なライヴ映像やインタビュー映像を実にうまく構成して、最高に楽しめるドキュメンタリー映画を完成させた。タイトルは『パヴァロッティ 太陽のテノール』。観終えた後、とても幸せな気分になれ、思わずワインを飲みながらCDが聴きたくなる