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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

GENERATIONSが兼ね備えるかっこよさと遊び心 『SHONEN CHRONICLE』ジャケットや最新MV公開から探る

リアルサウンド

19/11/8(金) 10:00

 今年でデビュー7周年を迎えるGENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)が、6枚目のアルバム『SHONEN CHRONICLE』を11月21日にリリース。それに先駆け、東京ドーム公演初日である11月7日午前4時に収録曲「One in a Million -奇跡の夜に-」MVと、現代アートの巨匠、田名網敬一氏が手がけたアルバムのジャケット写真を同時解禁した。

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 3カ月連続リリースシングル曲である、片寄涼太声優出演映画『きみと、波にのれたら』主題歌「Brand New Story」や、悩みや葛藤を乗り越えて”夢”を諦めずに進む姿勢を描いた「DREAMERS」、彼らが育ったEXPG STUDIOの生徒と夢や希望を共有し一緒に進んで行こうというテーマが込められている「EXPerience Greatness」、さらに、10年前の自分たちへのメッセージを乗せたミディアムバラード「少年」など幅広い楽曲が収録されている『SHONEN CHRONICLE』。そのアルバムに収録される「One in a Million -奇跡の夜に-」のMVと、アルバムのジャケット写真を公開するにあたり、GENERATIONSの公式Twitterでは、アルバムタイトルにちなみ、各メンバーが顔3Dアニメーションの要領で自分の幼少期の写真に合わせて告知を行ってきた。漫談のようにしゃべる小森隼や、「リリースされるおー」と可愛らしく話す数原龍友、佐野玲於は「この僕の昔の写真もこの頃は可愛いかったなって感じですね。最近よく老けたって言われま……す」と冷静に語ったりと、ユーモア溢れる動画に、芸達者なメンバーたちがおもしろおかしくアテレコ。その動画がファンを中心に話題を呼び、解禁前を大いに盛り上げた。

 そして告知通りに迎えた解禁。「One in a Million -奇跡の夜に-」は、12月6日より公開される、片寄涼太と橋本環奈のW主演映画『午前0時、キスしに来てよ』主題歌であり、映画と「zoff」とのコラボCM曲にもなっている。MVは、レストランのテーブル席で片寄と彼女が向かい合わせで座り、会話を聞いていない片寄に愛想を尽かした彼女が席を立ち、それを追いかけるところから始まる。その彼女を探し回る1組のカップルのストーリーが描かれている。

 GENERATIONSのMVは、例えば「Brand New Story」は7人のメンバーがアニメーションになっていたり、「DREAMERS」は、全員主演でそれぞれの人生を描いたドラマ仕立てに、「EXPerience Greatness 」は歌詞の内容とリンクして総勢約2,000名のEXPGの生徒と様々なシーンでコラボレーションするなど、毎回予想をはるかに超えたアイデアと遊び心で楽しませてきたが、今作では彼氏役をGENERATIONSのメンバー全員で演じ、どんどんメンバーが入れ替わっていくという手法がとられた。また、全編ワンカット撮影のようにカット割りせず回り続け、カメラが水たまりや、タクシーが前を通った時、メンバーが人混みや物陰に隠れた時などに入れ替わる。実際にワンカットで走り回っているのか、それとも技術的なトリックなのか、それは見る人のご想像にお任せしたいところだが、『めざましテレビ』(フジテレビ系)で紹介されたメイキング映像では、カメラの動きに合わせてメンバーが素早く入れ替わる姿が紹介されていた。最後の彼女→彼氏→彼女とカメラがそれぞれ顔に振るとGENERATIONSのメンバーに入れ替わっていく畳み掛けは見事で、白濱亜嵐→数原→片寄と彼女を抱きしめていくシーンにファンは「ヤバい!」「最高!」「この女優さんになりたい!」と興奮の嵐。“大切な人”を大事にしようというメッセージが込められた曲に合わせたこの映像は、年末シーズンの雰囲気にもピッタリだ。

 そして日本を代表するポップアーティスト田名網敬一が手がけたジャケット。田名網は、現在開催中の5大ドームツアー『GENERATIONS LIVE TOUR 2019 “少年クロニクル”』のツアーロゴを始めとしたグラフィック、過去4回のライブシーンと今ツアーで撮り下ろした写真に田名網のアートを加わえたアートブック『田名網敬一 × GENERATIONS ~少年クロニクル~』もGENERATIONSとともに制作している。田名網の作風は、幼少期の戦争体験をモチーフに、敬愛するアーティストやマンガからの引用など、彼の記憶の引き出しに収納されているものを奇想天外にコラージュしていくもの。『SHONEN CHRONICLE』のジャケットの正式な内容については公式発表を待つことにするが、7人の思い出や夢、そして楽曲を集約した“少年クロニクル”の世界観が具現化され、田名網らしいサイケデリックでポップな仕上がりであると感じた。

 GENERATIONSは、かっこよさと遊び心を兼ね備え、そして見る者を幸せな気持ちにさせてくれる存在だ。今回のMVやジャケット、そしてプロモーションに至るまで、GENERATIONSの良さが遺憾なく発揮されていたのではないだろうか。(本 手)

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