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エキストラ女優が七転八倒、「スーパーミキンコリニスタ」大阪と愛知で上映

ナタリー

20/12/16(水) 12:00

「スーパーミキンコリニスタ」ポスタービジュアル

PFFアワード2019でエンタテインメント賞(ホリプロ賞)とジェムストーン賞(日活賞)を獲得した「スーパーミキンコリニスタ」が1月16日から22日にかけて愛知・シネマスコーレ、1月30日から大阪・シアターセブンで上映される。

いつか主役になることを夢見ながら、エキストラとして活動する俳優ミキの姿を切り取った本作。大事な撮影現場で失敗したミキは、所属事務所をクビに。芸名を“スーパ ーミキンコリニスタ”に変え、七転八倒しながら業界を突き進んでいく。高山璃子がミキを演じ、草場尚也が監督を務めた。

会社を休職して本作を撮影した草場は「映画や音楽に助けられて、少しだけ心が軽くなって、また歩き出して、そんな風にいつだってフィクションの世界に救われて生きてきました。この映画がその一端を担えるのだとしたら、それが私にとって最上級の喜びです」とコメント。また本作の演技により門真国際映画祭2019で最優秀主演女優賞を獲得した高山は「俳優を辞めよう。と本気で思った時に出会い、台本をいただいてミキに出会い、彼女と一緒に人生変われたら。と思いこの作品に挑みました」と回想し、「私自身この作品の中で生きるミキの、本気で泣いて本気で怒って本気で笑う、いつも全力のミキの姿に、背中を押されている日々です」とつづった。

このたび脚本家の高橋泉らのコメントも到着。詳細は以下に記した。

「スーパーミキンコリニスタ」は神奈川・横浜シネマリンでも公開中。12月31日まで上映される。

草場尚也 コメント

ポレポレ東中野での激動の3週間を終え、今新たなスクリーンで新たな光を届けられることにドキドキと胸が高鳴っています。映画館で映画を観るという行為は、控えめに言って特別で至福の時間に他なりません。暗闇から光を享受し、世界がぐんと広がる感覚、映画館を出た後の景色が少しだけ違って見える帰り道。
「ハロー今君に素晴らしい世界が見えますか」
映画や音楽に助けられて、少しだけ心が軽くなって、また歩き出して、そんな風にいつだってフィクションの世界に救われて生きてきました。この映画がその一端を担えるのだとしたら、それが私にとって最上級の喜びです。多くの人の心を揺らせるものであること。
「スーパーミキンコリニスタ」にはその可能性が詰まっている映画だと、最近になってようやく胸を張って言えるようになりました。劇場で、是非出会ってほしいです。
そして、物語の続きは自分たちで紡いでいきます。スーパーになっていく様を見届けてほしいのです。いやでも、本当のところ言うと、スーパーになんかならなくたっていいのだ。ほんの少しだけ、ガムシャラに靴を蹴り飛ばしたその先に、小さな幸運が転がっていることを祈って。世界でいちばんタフな映画になりますように! アーイ!

高山璃子 コメント

初めまして。高山璃子と申します。
映画「スーパーミキンコリニスタ」は、私にとって、光のような存在です。
俳優を辞めよう。と本気で思った時に出会い、台本をいただいてミキに出会い、彼女と一緒に人生変われたら。と思いこの作品に挑みました。いまこうして、ぴあフィルムフェスティバルを経て劇場公開を迎えたこと。まだ旅の途中なのでいまだに実感はないですが、本当にありがたく大変光栄なことだとヒシヒシと感じています。改めて、ありがとうございます。私自身この作品の中で生きるミキの、本気で泣いて本気で怒って本気で笑う、いつも全力のミキの姿に、背中を押されている日々です。彼女の生きる力強さが、夢を追っている人もそうでない人へも、明日への活力が伝播する作品になっているのではないかと思います。これからもたくさんの方へ届くよう尽力していきたいと思います。どうぞ「スーパーミキンコリニスタ」を、よろしくお願い致します! 心から、観てほしい作品です。

高橋泉(脚本家)コメント

僕の中、ミキンコリニスタを説教したい自分と、ミキンコリニスタに説教されたい自分が同居してる。
スーパーミキンコリニスタに出会ってみれば、この気持ち、分かってしまうと思う。

森岡龍(役者)コメント

同じ業界に生きる者として、身につまされたり、苛々したりしながら画面を見つめた。「売れること」と「演じること」の狭間で揺れながら生きてゆくのは、役者の宿命なのだろうか。「親の死に目にも会えない仕事」とは言い得て妙で、なんとも厳しい世界である。しかし、これがどうにも辞められないから困る。
つくづく役者って、ヘンな生き物だ。そんなことを考えさせられた。

伊藤雄(湯布院映画祭)コメント

エキストラ女優にスポットに当てた草場君の監督デビュー作は生きの良さが売り物だ。現場育ちらしく細かいエピソードには唸ってしまった! 失態を犯しクビをなってもめげないヒロインは、もがきながらも突進。青春賛歌の心地好い快作に乾杯だ!

乙一(小説家・映画監督)コメント

エキストラという仕事について描かれた珍しい映画。
背景の一部としての無個性が求められる職業と、強烈な個性と自我を持った主人公のすさまじいギャップ。それによって生じるおかしみと人生の悲哀は胸に迫るものがある。草場監督の経験から導き出されたと思われる、エキストラという仕事への哲学も興味深い。
人はだれしも自分の人生の主人公であり、だれかの人生のエキストラだ。だれかの特別になろうとして、みっともないくらいにもがく主人公の姿に勇気づけられる。

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