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JO1 川尻蓮&豆原一成&大平祥生&白岩瑠姫インタビュー お互いのダンスの魅力とルーツを語る

リアルサウンド

20/8/30(日) 12:01

 8月26日にリリースされたJO1の2ndシングル『STARGAZER』。初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤の各形態共通の3曲とそれぞれに新曲1曲、異なったジャンルの曲が収録されており、バリエーション豊かなパフォーマンスが見られる。その力強くレベルの高いダンスパフォーマンスは、JO1の魅力のひとつ。今回、リアルサウンドではJO1メンバーに3チームに分かれてもらい、インタビューを行った。本稿では、特にダンスを得意とする川尻蓮、豆原一成、大平祥生、白岩瑠姫のダンスチームへ、パフォーマンスについて話を聞いた。(高橋梓)【記事最後にプレゼント情報あり】

川尻蓮と豆原一成のダンスは「表裏一体」

 「よろしくお願いします!」と元気よく登場してくれた4人に早速お互いのパフォーマンスについて聞くと、「蓮くんは知っての通りダンスリーダーです」と大平が切り出す。「めちゃくちゃ申し訳ないんですけど、疲れているときもみんなをまとめる大切な役割をしてもらっていて。いつも変わらず優しく教えてくれるすごくいい人。でも、パフォーマンスになるとめっちゃすごいんですよ。教えている時の踊りと、自分がパフォーマンスで前に出る時の踊り方、輝き方が違うんです」という言葉に、豆原も「個性が出るって感じ」と同意する。さらに「手の使い方とか全てが丁寧で綺麗だなって思います」と大平が褒めると、「カムサハムニダ〜」と川尻が笑顔で返す。

 そんな川尻に豆原のダンスについて聞くと、「僕の横におられる豆原の一成はですね……」とおどけながら言い、場を和ませてくれる。「僕と反対の踊りができるんです。僕が柔らかいダンスだとしたら、豆は強い。静と動、柔と剛みたいな感じ。僕が持っていないものをたくさん持っているので、豆らしい踊りに注目してもらいたいなと思います」と言われた豆原は、頷きながら「表裏一体です」と反応していた。そんな豆原が言及したのは、白岩だ。「瑠姫くんは、まずかっこいいんですよね」という言葉に、クールに笑う白岩。「僕らは揃えるダンスを目指していて、瑠姫くんはダンスを揃えるのがすごく上手。それと、過去にもグループで活動していたのもあって、魅せ方が完璧です。自分を分かってるなって。『PRODUCE 101 JAPAN』でやった『Happy Merry Christmas』のような曲ではキラキラした表情を見せることができるし、2ndシングルの『GO』ではクールなラップができる」と、多才な白岩を褒めていた。

 川尻を模して「カムサハムニダ〜」と返す白岩は、大平について語る。「元ダンサーなだけあって、動きがしなやか。自分の出番が来た時に祥生らしい踊り方をしていて、存在感の出し方がうまいです」という白岩に、大平らしさとはどのようなものかを聞いてみた。「ヒップホップ系が好きなイメージがある。ストリート系というかノリが得意、好きっていうのが分かるんですよね。イキイキしてるし」と言うと、「うん、好きなのが伝わってくる」と川尻。大平本人も「海外寄りのダンスが好きだから」と認めていた。

 それぞれの個性を出しつつ見る人を圧巻してきた彼ら。デビューから約半年、思い出に残っているパフォーマンスを聞いてみた。「デビュー前のファンミーティングで披露した『La Pa Pa Pam』」と言う大平に理由を尋ねると、「蓮くんって、普段息があがっているところをほとんど見たことがないんですよ。でも、その時は珍しく息があがっていて。200%くらい(力を)出しているんだなって思いました」とパフォーマンスにかける川尻の姿を教えてくれた。「ファンミーティングといえば、(木全)翔也もあったよね」と川尻。「デビュー前でパフォーマンスをする機会自体も少なかったこともあるんですが、それまで大きなミスを経験したことがなかったんです。でもファンミーティングのときに、翔也がオープニングの1曲目でこけちゃって。すぐ起き上がってリカバリーできたし、怪我もなくて良かったんですけど、初めてのことだったので」とハプニングを振り返る。すると、そこから話題は印象に残ったハプニングへ。「僕は『無限大(INFINITY)』のMV撮影の時。ベージュの衣装で踊っていたんですけど、気付いたら股のところに穴が開いていて。こんなところに穴開くんだ! ってびっくりしました」(豆原)、「ハプニングと言ったら『スッキリ』でしょ。生放送の時に(鶴房)汐恩のマイクが外れてずっと引きずっていて、『いつ直すんだろう』って気になっちゃって。最後の最後まで引きずりながらやっていたのに驚きました(笑)」(白岩)と、それぞれ語ってくれた。

 笑顔でこれまでを振り返る彼らを見ていると、ダンスが好きということがひしひしと伝わってくる。そんな彼らは、どんな経緯でダンスを始めたのだろうか。「お姉ちゃんがもともとダンスをしていて、僕も小学生くらいの時に習っていたんですけど、女の子ばっかりで恥ずかしくて辞めちゃったんです。だけど、高校生の時にお姉ちゃんと家で三代目 J SOUL BROTHERS(from EXILE TRIBE)さんのライブ映像を見ていて、『あ、これ踊れるわ』ってダンスを真似して。それがきっかけでまたダンススタジオに通うようになりました」と言う大平は、「LDHさん所属のアーティストにはやっぱり影響を受けました」と語る。そして、一際ダンスに注目が集まる川尻の原点には運命を感じるエピソードがあった。

「僕はダンスを始めたのが小学5年生くらい。親の仕事の関係で時々引越しがあったんですが、福岡に定まった時にお母さんが『この辺の習い事だとダンスと水泳とテニスがあるよ』って。テニスと水泳はやったことがあって、ちょっと飽きちゃってたんですよね。ダンスはやったことがなかったので、僕と弟2人でダンススクールを見学してみようってなったんです。そうしたら見学の前日、ロックダンスのトゥエルって動きをしている夢を見て。次の日見学に行くと、ロックダンスのレッスンがたまたまあったんですね。見学だけのつもりだったんですけど、『この動き(トゥエル)できるよ』ってそのまま体験レッスンを受けることになって。そこからダンスはいまだに飽きていないです」(川尻)

グループとして感じるパフォーマンスの進化

 「夢のお告げがあったとは、やはり川尻はダンスの申し子なのか?」と思ってしまうようなエピソードの後、「最初に影響を受けたのはマイケル・ジャクソン。ムーンウォークとか、マイケル・ジャクソンのダンスって見てすぐ分かるのがかっこいいなって憧れて。それで今でも白靴下を履いています」と白靴下のルーツも併せて教えてくれた。

 力強いダンスに定評がある豆原も「僕もお姉ちゃんがダンスをやっていて。小学3、4年生くらいから真似をしていて、本格的に始めたのが中学2年生でした」と、大平と同じく姉の影響であると語る。「僕はGENERATIONS(from EXILE TRIBE)さんに憧れて始めたんですが、その後大阪のアンダーグラウンドで活動しているsucreamgoodmanのoSaamさん、90年代ヒップホップの全盛期に活躍していたマークウェストにも影響を受けました」とパワー系ダンスのルーツも語ってくれた。

 小さな頃からダンスが好きでやっていた3人に対し、白岩はきっかけが少し違った。

「僕も小学3、4年生の時にお母さんの勧めでダンスを何回かやったことはあるんですけど、その頃周りでダンスをやっている人がいなくて。学校帰りに『今日ダンス行ってくる』って友だちに言うと、『男なのにダンスやるんだ』みたいな感じだったんですよ。それが恥ずかしくて好きになれず、続かなかったんです。そこでダンスからは一旦離れてしまったんですけど、18、9歳くらいに新宿駅でたまたまスカウトをされて、ダンスボーカルグループで活動することになりました。人前に出てダンスするならちゃんとやらなきゃと思って、また始めるようになって。そのグループがK-POP寄りだったので、そこで初めてK-POPを聴いたんですがSEVENTEENさんに衝撃を受けました。『Don’t Wanna cry』や『THANKS』のパフォーマンスを見て、カッコ良くて自分の常識を覆されたというか。だからお母さんが勧めてくれた時にちゃんとやっとけば良かったって、後悔したのを覚えてます」(白岩)

 それぞれの経験を今に活かしている4人だが、最近ではグループとしてパフォーマンスの進化を感じているという。「最近はこういう状況なので、映像でパフォーマンスを見てもらう機会が多いんです。11人全員が画面に映らないで、1人や2人が画面に映ることもあって。デビュー時に比べるとメンバーが画面に映った時、それぞれ個性を出せるようになってきたなと思います」と言う川尻は、「もともと上手いメンバーもたくさんいるんですけど、成長のジャンプ率は祥生と(河野)純喜がすごいです」とメンバーの名前を挙げる。「『So What』で祥生がラップを歌ってるパートがあるんですけど、周りで踊っている4人に負けないというか。多分、祥生もその場で出た振りやジェスチャーを即興でやっていると思うんですけど、それがすごく良くて。上手になったなって思います」と褒めると、大平は「おー!」と嬉しそうに笑顔を見せる。豆原は「拓実くんはすごくかっこいなって思います。『HEY!HEY!NEO! MUSIC CHAMP』でのパフォーマンスでも、最後にジャケットを脱ぐシーンの拓実くんがすごい良かったです」と川西をべた褒め。さらに、「『OH-EH-OH』で言うと、最初にメンバー3人でダイヤルするようなダンスがあるんですけど。瑠姫くんから汐恩くんにいって、祥生くんへ。そこの流れがかっこいいので、マジで見てほしいです」と見どころも教えてくれた。

 ダンスリーダーの川尻を中心にまとまりつつも、それぞれの考えを分かりやすく伝えてくれた4人。メンバーの話に笑顔で相槌を打つ川尻、真剣にメンバーの話に耳を傾けつつタイミング良く話を挟んでくれる大平、誰かが質問に答えている横で小声でじゃれ合っていた白岩と豆原。真面目に答えてくれている一方でクスッとしてしまうポイントを入れたり、写真撮影、動画撮影の順番待ちの間にワイワイとしている姿など、パフォーマンス時とは異なる表情を見ることができた。ステージ上では眩しいくらいに輝いている一方、ステージを降りると等身大でどこか親近感もある。これこそが、彼らを応援したくなる理由の一つではないだろうか。ステージ上での輝きと等身大の表情、どちらもずっと大切にしてほしい。そう感じた取材であった。

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■リリース情報
2020年8月26日(水)発売
『STARGAZER』
<初回限定盤A(CD +DVD(特典映像 メイキング+JO1 School)>
¥1,727(税抜) / ¥1,900(税込)
<収録曲>
1、OH-EH-OH
2、So What
3、KungChiKiTa(JO1 ver.)
4、My Friends
※初回プレス限定封入特典
①応募抽選券(シリアルナンバー)1枚
②トレーディングカード1枚(限定盤Aバージョン11種類の中から1枚をランダム封入)

<初回限定盤B(CD +フォトブックレット)>
¥1,727(税抜) / ¥1,900(税込)
<収録曲>
1、OH-EH-OH
2、Voice (君の声)
3、GO
4、My Friends
※初回プレス限定封入特典
①応募抽選券(シリアルナンバー)1枚
②トレーディングカード1枚(限定盤Bバージョン11種類の中から1枚をランダム封入)

<通常盤(CD)>
¥1,273(税抜) / ¥1,400(税込)
<収録曲>
1、OH-EH-OH
2、So What
3、Voice (君の声)
4、My Friends
※初回プレス限定封入特典
①応募抽選券(シリアルナンバー)1枚
②トレーディングカード1枚(通常盤バージョン11種類の中から1枚をランダム封入)

<コンセプト>
未来への夢と期待、そして悩みと恐れが混在する不安定な時期、10代。 そんな苦悩を抱える10代に、同世代のJO1からのメッセージ。 “僕らがそばにいるよ、一緒に進もう。” 悩みと迷いを通して成長し、ついに輝く「自分」に出会う。

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