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ハナコ岡部「コロコロ変わる表情や眼差しを見て」朝ドラ出演を語る、森七菜にメロメロ

ナタリー

20/9/17(木) 8:15

「エール」に出演するハナコ岡部(右)。(c)NHK

連続テレビ小説「エール」(NHK総合)に出演しているハナコ岡部が、自身の演じる田ノ上五郎や撮影現場の様子を語った。

岡部が朝ドラに参加するのは今作が初。「まさかと思っていました。決まった日は、小さい頃から見ていたドラマに出演できるなんて夢のようで、小躍りするくらいうれしかったです。ドラマの収録は『エール』が正真正銘の初めてだったので、初日はフワフワしていました」と振り返る。

扮するのは、窪田正孝演じる作曲家・古山裕一の曲が大好きで弟子入りを申し込む作曲家志望の青年。窪田からは刺激を受けた様子で「毎シーン、感動しかなかったです。普段の僕はコントで声を張ったり変な顔をしたり大げさな芝居ばかりです。だからか、窪田さんの裕一は、なんてナチュラルなんだと衝撃を受けました。お芝居というより裕一さんとして存在しているようですし、セリフもサラサラっと言われるんですよね」と語る。また五郎を演じるにあたって心がけたことについて、「五郎の真面目さは自分と似ているなと思う一方で、親に売られて奉公に出されるなどつらい境遇は僕自身とかけ離れすぎていて、自分の家族がバラバラになってしまうことを想像しながら人物像を作っていきました。それから、五郎のつらい背景が少しでも見えるように、あまりお腹いっぱいにならないようにごはんを我慢していました」と明かした。

文芸誌の新人賞受賞をきっかけに上京し、共に古山家に居候し始める音の妹・関内梅(森七菜)との関係も気になるところ。岡部は「実は、僕の撮影初日が梅ちゃんに告白されるシーンだったんです! リハーサルでは少しタメて『好き』だったんですが、本番ではすごくタメて『好き!』で、初日でやられましたね(笑)。監督とも、五郎は暮らしの中で梅を好きになっていたようにしようと話していましたが、僕的には、完全に最初のシーンでメロメロになっていました」と告白し、「僕自身、女優さんとの絡みがほぼなかったので、最初は僕のほうが戸惑っていましたが、七菜ちゃんから僕らのコントを見てくれていると話しかけてくれて、それで打ち解けることができました。ハナコのコントで、僕が犬になりきるコントがあるんですけど、そのマネをしてくれたり。その天真爛漫さに打ちのめされて、七菜ちゃんにもメロメロでしたね(笑)」と本音を漏らした。

見どころを聞かれると、「五郎は感情表現が豊かな役なので、泣きたいときはすごく悲しい顔を、楽しいときはすごく笑って、そういった気持ちを汲み取ってがんばって表現しました。コロコロ変わる表情や眼差しを見てほしいです!」とアピール。「『エール』では、これからしっかりと戦争を描いていきます。その中で、戦意高揚の曲を作られる裕一さんの葛藤がすごく大事な部分になってくると思うので、悲しい場面は少し多くなってきますが、しっかり見てほしいなと思います。その先は、絶対に前を向く場面も出てきますし、これまで以上にエールを送りたくなると思いますよ!」と視聴者に呼びかけた。

連続テレビ小説「エール」

NHK総合 毎週月曜~土曜8:00~8:15ほか(土曜は振り返り)

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