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多部未華子「流浪の月」で松坂桃李に寄り添う看護師に、李相日も期待

ナタリー

多部未華子

広瀬すずと松坂桃李のダブル主演作「流浪の月」に多部未華子が出演することがわかった。

凪良ゆうの同名小説を李相日が映画化する本作は、誘拐事件の被害女児と加害者という烙印を押された男女の15年後の再会を描いた作品。子供の頃に公園で出会った大学生のもとで2カ月を過ごした家内更紗を広瀬、家に帰りたがらない更紗の誘拐罪で逮捕された佐伯文を松坂、大人になった更紗の婚約者・中瀬亮を横浜流星が演じる。

多部が扮するのは、心の傷を抱える文に寄り添う看護師の谷あゆみ。多部は「とても過酷な環境におかれている主人公のお話なのに、どこか温かく純粋で無垢」と脚本の魅力をつづり、広瀬と松坂を「全身全霊で演じていらっしゃるのを現場にいる佇まいから強烈に感じ取ることができ、本当に心から尊敬します」と称賛している。李は「“欲深さ”とは縁遠い印象の多部さんですが、だからこそ、愛する人の心に触れられない焦燥感をどう炙り出してくれるのか興味が尽きません」と期待を寄せた。

「流浪の月」は2022年に全国ロードショー。

多部未華子 コメント

とても過酷な環境におかれている主人公のお話なのに、どこか温かく純粋で無垢な雰囲気がするとても魅力的な脚本だと思いました。

李監督とご一緒するのは初めてで、事前に色々な噂話を聞いていたので(笑)目を合わせるのも怖い…という印象でしたが、少ない時間の中で自分の役者としての何か(それを言葉にするのは難しいですがその何か)を得られたら嬉しいと思いました。

監督は、よく下を向いて考え事なのか悩んでいるのか、そういう立ち姿をよく見ることがあり、その長い時間の後になにを言われるのかいつもドキドキして、監督の前でお芝居をすると見透かされるというか、嘘がつけないと思うところがたくさんあります。

広瀬さん、松坂さんお二方とも、全身全霊で演じていらっしゃるのを現場にいる佇まいから強烈に感じ取ることができ、本当に心から尊敬します。

数少ないシーンで谷の繊細な心情や苦悩を伝えるのが難しいですが、私も頑張ります。

李相日 コメント

初めてお会いした時の、多部さんの聞こうとする力。全神経を張りつめて僕の言葉に耳を傾ける迫力にたじろぐ思いでした。
親しみやすい容貌で、“欲深さ”とは縁遠い印象の多部さんですが、だからこそ、愛する人の心に触れられない焦燥感をどう炙り出してくれるのか興味が尽きません。
撮影中も、唇を結んで、演じる不安とひたむきに格闘する姿を見るにつけ、彼女の誠実さを感じずにはいられませんでした。

(c)2022「流浪の月」製作委員会

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