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釜山国際映画祭で4冠、揺れ動く少女の視点から家族描いた「夏時間」2月に公開

ナタリー

20/12/11(金) 15:00

「夏時間」ポスタービジュアル

第24回釜山国際映画祭でNETPAC賞、KTH賞、DGK賞、市民批評家賞の4冠に輝いた韓国映画「夏時間」が、2月27日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。

監督と脚本を担当したユン・ダンビの長編デビュー作となる本作。ある夏休みの日、10代の少女オクジュは、父親が事業に失敗したため、弟ドンジュと一緒に大きな庭のある祖父の家に引っ越した。懐かしい空気感漂う家だが、そこに母親の姿はない。ドンジュは新しい環境にすぐなじむも、どこか居心地の悪さを感じるオクジュは、同級生との淡い恋に逃げ道を探す。そんなある日、家に離婚寸前の叔母が住みつき、1つ屋根の下に三世代が暮らすことに。オクジュにとって、自分と家族のあり方を初めて意識せざるを得ないひと夏が始まる。

オクジュを演じたのは本作がデビュー作となるチェ・ジョンウン。彼女が写る1枚の写真を見つけたユン・ダンビが抜擢した。弟ドンジュ役で、ドラマ「愛の不時着」のパク・スンジュンが出演。そのほか「ファッションキング」のヤン・フンジュ、「私と猫のサランヘヨ」のパク・ヒョニョン、キム・サンドンがキャストに名を連ねた。なお本作は、第49回ロッテルダム国際映画祭のBright Future長編部門でグランプリを受賞したほか、数々の映画賞を獲得。あいち国際女性映画祭2020では「ハラボジの家」のタイトルで上映された。

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