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IDOLiSH7の勢いが止まらないーー“正統派”アイドルとしての魅力をグループ性と楽曲から紐解く

リアルサウンド

19/11/20(水) 7:00

 IDOLiSH7は11月12日、化粧品メーカーのDHCとのタイアップを発表した。タイアップの内容は、期間中にDHCの対象商品を購入するとオリジナル短編ムービーが視聴できるというもの。また、オリジナル小説とメンバーのオリジナルブロマイドの付いた豪華セットが販売開始され、さらに期間限定のスペシャルイベントも開催されるという。

(参考:TRIGGERが見せた圧倒的な“王者感” 小室哲哉も参加の初フルアルバムを紐解く

 同グループは今年3月にDHCのブランドアンバサダーに就任している。就任記念で販売された限定セットは即時完売し、今回のタイアップでも予約が殺到したという。2015年のデビュー以降、着々と人気を獲得し、今年はすでに2度目となるメットライフドーム公演『2nd LIVE「REUNION」』も成功させ、その人気は加速する一方だ。いま最も注目すべきアイドルグループのひとつと言って良いだろう。

 しかし、そうした確固たる人気に反して、彼らの存在を実感してない読者も多いはず。そもそもIDOLiSH7とはどんなグループなのか?

 IDOLiSH7は7人組の男性グループ。彼らのイメージをひと言で表すなら“正統派”。どことなく“王子様”的でありながら、どこにでもいそうな“身近”な存在感も兼ね揃えている。明るく爽やかで、青や白といったクリーンな色彩の衣装がよく似合う“王道”のアイドルグループだ。今回のような化粧品メーカーとのタイアップも頷けるほど、ステージから漂う彼らのオーラはキラキラと輝いている。

 そんな彼らの活動は、意外にも順風満帆とは言えないものだったという。初めてのライブはガラガラの客席。たった9人の前でパフォーマンスしたのだ。しかし、トップアイドルになるべく日々奮闘する姿がファンの共感を呼び、路上ライブからスタートしていた活動も今ではドーム会場を埋めるまでに成長している。夢へ向かって努力し続けるひたむきな姿勢が彼らのトレードマークだ。

 メンバーは和泉一織、二階堂大和、和泉三月、四葉環、逢坂壮五、六弥ナギ、七瀬陸の7名(それぞれの名前に漢数字の一から七まで含まれているのが覚えやすい特徴だ)。センターの七瀬は歌唱力に長け、一織は常に冷静で頭脳明晰、二階堂はグループ最年長で兄貴的役割、三月はグループのムードメーカー的存在、四葉はクールながらもプリンが好きという可愛らしい一面を持ち、逢坂は真面目なエリートタイプ、六弥は天性のカリスマ性を持つ北欧系のハーフ……と個性豊かなメンバーが揃っている。また、四葉と逢坂はグループ内ユニット・MEZZO”のメンバーであり、一織と三月は兄弟関係。こうしたメンバー間の関係性も魅力のひとつだ。

 メンバーの魅力もさることながら、ハイクオリティな楽曲も見逃せない。デビュー曲「MONSTER GENERATiON」は爽快感に溢れたダンスチューンで、一度聴けば耳に残るキャッチーさがある。また、2016年発売の1stアルバム『i7』にはユニット曲も収録されており、二階堂・三月・六弥の3名によるテクノポップ風の「ピタゴラス☆ファイター」から、先述したMEZZO”によるバラード調の「miss you…」まで幅広い曲調の作品が楽しめる。こうしたそれぞれの歌唱メンバーに合わせた楽曲の世界観も楽しみ方のひとつ。ちなみに筆者の個人的なオススメは「Fly away!」。歌唱する七瀬と一織の2人の持つ真っ直ぐさや、爽やかさの中に少し色気を含ませたような、絶妙なバランスのサウンドが心地よい。

 昨年開催された初のメットライフドーム公演『1st LIVE「Road To Infinity」』では、ライブビューイングも含め約12万人のファンを熱狂に包んだのも記憶に新しい。ライブ期間は西武鉄道とコラボし、池袋発~西武球場前駅行きの「アイドリッシュセブン プレミアムトレイン」が登場。車内は彼らの写真で埋め尽くされるなど、粋な仕掛けも話題となった。そうした“ファン思い”な姿勢の取り組みも彼らの魅力だ。今年の2度目の公演では演出をパワーアップさせて観客を魅了している。

 止まらぬ勢いを見せるIDOLiSH7。ファンを楽しませながら、夢へ向かって走り続ける彼らの今後の飛躍にも要注目だ。(荻原 梓)

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