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ドナルド・トランプが大統領の今こそ…エドワード・ノートン約20年ぶりの監督作語る

ナタリー

19/12/6(金) 12:00

「マザーレス・ブルックリン」撮影現場でのエドワード・ノートン(右)。

「マザーレス・ブルックリン」より監督・脚本・製作・主演の4役を担当したエドワード・ノートンのインタビューコメントが到着した。

本作の舞台は1957年の米ニューヨーク。障害を抱えているが驚異の記憶力を持つ私立探偵ライオネル・エスログが、友人フランクの殺人事件の真相を追うさまが描かれる。ライオネルをノートンが演じた。

今回初めてシナリオ執筆に挑戦し、約20年ぶりにメガホンを取ったノートン。脚本を書き終えたのはバラク・オバマが米大統領の2期目に再選した頃だったことを明かしつつ「(当時は)自分が書いているものが、今の時代とは関係がなくなってしまったのかもしれないと感じました」と回想する。「人種差別による緊迫感はなくなり、性別による力関係はそれほど関心の高いものではなくなるかもしれないと思ったんです」と振り返った。そしてノートンは「そうこうしているうちにドナルド・トランプが、私の映画を時代と関連のあるものにしてくれたんです。結果的に今こそがこの映画を作るのにふさわしいときなのだと改めて思います」と思いを口にする。参考にした作品を問われると「ロマン・ポランスキー監督の『チャイナタウン』です」と述べた。

また「地元についての映画を作っていた」と話すノートンは、本作に出演しているアレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー、ボビー・カナヴェイルの名前を挙げ「彼らとは5ブロック圏内に住んでいるんです。だからなるべくマンハッタンのダウンタウンで映画の撮影をすることにしました。ブルックリンから徒歩15分。みんなが自宅から近い場所で仕事をしたんです」と裏話を披露した。

ブルース・ウィリス、ググ・バサ=ローもキャストに名を連ねる「マザーレス・ブルックリン」は1月10日より東京・新宿ピカデリーほかでロードショー。

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