俺は社会のクズ!ソ連の若者が「サイコ・キラー」歌う「LETO」ミュージカルシーン
20/7/22(水) 18:00
「LETO -レト-」メイキング写真
「LETO -レト-」の本編映像の一部がYouTubeで解禁された。
西側諸国の文化が禁じられていた1980年代のソ連を舞台に、音楽を愛する若者のひと夏を描いた本作。今なおカルト的な人気を誇るロックバンド・キノのボーカルであるヴィクトル・ツォイと彼の周囲の人々の物語が紡がれる。「The Student(英題)」で知られるロシアの演出家キリル・セレブレンニコフが監督を務めた。
映像には流血した若者が列車の乗客を巻き込みながら、トーキング・ヘッズの「サイコ・キラー」を歌うミュージカルシーンを収録。若者が現実への不満を発散させるかのように歌い始めると、実写と組み合わさった落書きのようなアニメーションが躍動していく。「共産主義青年同盟め。殺すなら殺せ。俺は社会のクズだ」と怒りの声を上げる様子も。
「LETO -レト-」は7月24日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。
(c)HYPE FILM, 2018
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