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古谷徹がハサウェイ役の小野賢章にアドバイス、[Alexandros]はガンダムとの縁アピール

ナタリー

20/3/24(火) 23:30

「GUNDAM FAN GATHERING -『閃光のハサウェイ』 Heirs to GUNDAM-」の様子。左上から時計回りに諏訪部順一、川上洋平、磯部寛之、白井眞輝、池田秀一、古谷徹、小野賢章、上田麗奈。

「GUNDAM FAN GATHERING -『閃光のハサウェイ』 Heirs to GUNDAM-」が本日3月24日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われ、古谷徹、池田秀一、MCの綾見有紀、アニメ評論家の藤津亮太、プロデューサーの小形尚弘が登壇した。

これは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の続編である「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のファンイベント。「閃光のハサウェイ」では、ブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆り、地球連邦政府に反旗を翻す姿が描かれる。なおイベントは新型コロナウイルス感染拡大防止と観客の安全を考慮し、無観客で開催された。

まずは「逆襲のシャア」についてのトークセッションがスタート。アムロ・レイ役で知られる古谷は当時を振り返り「『機動戦士Ζガンダム』からアムロとシャア(・アズナブル)がメインではなくなった。でもそれが10年近く経って、2人でがっぷり四つで戦うことができてうれしかったですね」と話す。またシャアに声を当ててきた池田が「『逆襲のシャア』ということでやっと我が家に春が来たなと思いました」と言って笑いを起こすと、古谷は「その次は『逆襲のアムロ』があると期待してたんですが(笑)」と冗談を飛ばした。

「逆襲のシャア」の魅力について、藤津は春日太一の名を挙げつつ「彼は『劇中の殺陣が素晴らしい。時代劇で培われてきたものが生きている』とおっしゃっていました。見る人が見るとわかる形で描かれているんですね」と説明。またアムロとシャアが取っ組み合うシーンを語ったのは小形。「兵器を使うようなものだけではなく、身体的なものの発展上で戦闘が描かれています。なのでモビルスーツ戦を見ていても、感情が入っていきますよね」と述べた。

イベント中盤にはハサウェイに小野賢章、ギギ・アンダルシアに上田麗奈、ケネス・スレッグに諏訪部順一が声を当てることが発表され、3人がステージに上がる。小野に対し古谷は、「ガンダムの主人公をやると人生が変わる」と断言。続けて「これで食いっぱぐれることはないです。古谷家の家計はガンダムに支えられてます」と話して笑いを誘い、「感性に任せて思いっきり演じればいいんじゃないでしょうか」と背中を押す。

地球連邦軍将校であるケネスを演じる諏訪部は、自身の役を「パッと見キザな感じもあるんですが、軍人でそれなりの階級にいる男」と説明。キャラクターのビジュアル資料を見たときのことを回想し「正直、オーディションでこの役を狙えるかもと思いました。ビジュアルや設定を見た段階で、いけるかなと考えたりもするんです」と言うと、小形は諏訪部が持つ声の芯の強さが配役の決め手だったことを明かした。また、容姿端麗な少女ギギを演じる上田は「女性らしさやかわいらしさに加えて、ちょっと不安定さと危うさを感じています」と役の魅力に言及する。

主題歌アーティストが[Alexandros]に決定したことも明らかとなり、川上洋平(Vo, G)、磯部寛之(B, Cho)、白井眞輝(G)がステージに姿を現した。小形はオファーについて「『閃光のハサウェイ』は海外でも上映されますし、去年のガンプラの売上は海外が多いくらい。なので日本のアーティストで、一緒に海外に出ていける方がいいなと思いお願いしました」と述べる。

[Alexandros]が所属するレーベルRX-RECORDSが、ガンダムにちなんだ名前であることを説明した川上。さらに「改めて『逆襲のシャア』を観直したら、アッと思ったところがありました。ハサウェイが登場しているシーンに“THE ALEXANDERS”と書いてある看板があったんですが……」と背後のモニターを見ながら言い、「実はバンド名を決めるときの候補の1つが“アレキサンダーズ”だったんです。結局“アレキサンドロス”になったんですけど」と縁の深さをうかがわせるエピソードを披露してキャスト陣を驚かせていた。

「虐殺器官」の村瀬修功が監督を務め、「機動戦士ガンダムUC」のむとうやすゆきが脚本を執筆した「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は7月23日より全国ロードショー。

(c)創通・サンライズ

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