文学座の新企画“オフ・アトリエ”始動、「SEVEN・セブン」上演&「岸田國士恋愛短編集」再び
21/3/23(火) 10:41
文学座 オフアトリエ企画 ドラマティック・リーディング公演「SEVEN・セブン」チラシ
文学座による「SEVEN・セブン」「岸田國士恋愛短編集」が4月9日から16日まで、東京・文学座アトリエで行われる。
「SEVEN・セブン」は、さまざまな制約の中にこそ生まれる清新な表現を目指して文学座が立ち上げる、オフ・アトリエ企画の第1弾。女性劇作家7人が手がけた本作は、7人の女性社会活動家の言葉を立体化したドキュメンタリー・シアターで、彼女たちの人生がモノローグ形式で紡がれる。本作では三田地里穂の訳を用い、水野玲子が演出。出演者にはつかもと景子、山崎美貴、高橋紀恵、鬼頭典子、頼経明子、梅村綾子、柴田美波が名を連ねた。
また、「SEVEN・セブン」と回替わりで、昨年、新型コロナウイルスの影響で上演がかなわなかった岸田國士フェスティバル「岸田國士恋愛短編集」が上演される。本作では3人の演出家が岸田初期作品に挑戦。小原まどか演出の「恋愛恐怖病」には下池沙知、相川春樹、杉宮匡紀が、生田みゆき演出の「チロルの秋」には渋谷はるか、小谷俊輔、渡邊真砂珠が、五戸真理枝演出の「命を弄ぶ男ふたり」には藤川三郎と釆澤靖起が出演する。
なお、2作ではアーカイブ付きのライブ配信も行われ、4月15日の14:00開演回「岸田國士恋愛短編集」と、18:30開演回「seven・セブン」がステージチャンネルにて配信される。
文学座「SEVEN・セブン」「岸田國士恋愛短編集」
2021年4月9日(金)~16日(金)
東京都 文学座アトリエ
文学座 オフアトリエ企画 ドラマティック・リーディング公演「SEVEN・セブン」
作:ポーラ・シズマー、キャサリン・フィロウ、ゲイル・クリーゲル、キャロル・K・マック、ルース・マーグラフ、アナ・ディヴィエール・スミス、スーザン・ヤンコヴィッツ
訳:三田地里穂
演出:水野玲子
出演:つかもと景子、山崎美貴、高橋紀恵、鬼頭典子、頼経明子、梅村綾子、柴田美波
文学座有志による自主企画公演「岸田國士恋愛短編集」
「恋愛恐怖病」
演出:小原まどか
出演:下池沙知、相川春樹、杉宮匡紀
「チロルの秋」
演出:生田みゆき
出演:渋谷はるか、小谷俊輔、渡邊真砂珠
「命を弄ぶ男ふたり」
演出:五戸真理枝
出演:藤川三郎、釆澤靖起