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緊急事態宣言下の東京におけるクラシック界 5月12日より有観客での公演再開!

ぴあ

21/5/11(火) 12:00

「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」

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新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言の延長が決まった東京だが、5月12日からは、制限はあるにせよ有観客でのイベントが認められることとなった。大型連休中のコンサートがほぼすべて中止や延期となったクラシック界もほっと一息。音楽の灯を消さない努力が続けられることと相成った。

これを受けて、東京の“オペラの殿堂”新国立劇場では、ヴェルディのオペラ『ドン・カルロ』公演(5月20日~29日)の開催を決定(5月20日のみ18:30開演を17:30開演に変更)。

東京のクラシックを象徴するサントリーホールに於いても、有観客での公演が再開される見通しだ。そこで気になるのが、「室内楽の庭」の愛称がすっかり定着した国内最大級の室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」(6月6日~27日)だ。昨年は新型コロナウィルス感染拡大の影響によって全公演が中止となってしまったこのイベントの存在意義はとても大きい。クラシックジャンルの中でも特に敷居が高いイメージの「室内楽」を身近なものとするCMGの試みは“室内楽の庭”に気楽に足を運ぶ人の増加によってすっかり定着。今や新緑の季節の風物詩となっている。それだけに、今年はなんとしても実現してほしい。“今年は有観客で開催予定”の声が聞こえてくるのは嬉しい限り。

“Withコロナ”の時代に突入した感もある連休明けの東京の街にはクラシック音楽がよく似合う。

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