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玉森裕太、上白石萌音の前でキスマイの生歌を約束! 「7人全員でいつか歌わせてもらいたい」

リアルサウンド

21/1/7(木) 19:10

 1月12日からスタートするTBSの新火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』の特別リモート会見が1月7日に行われ、上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生、ユースケ・サンタマリアが登壇した。

 本作は、田辺茂範がオリジナル脚本で手がけるファッション雑誌編集部を舞台とした胸キュンお仕事&ラブコメディ。「人並みで普通の幸せを手にしたい」と思っていた安定志向の主人公・鈴木奈未(上白石萌音)が大手出版社のファッション雑誌編集部に配属され、超敏腕な編集長・宝来麗子の付き人として奮闘。プライベートでは子犬系イケメン御曹司で、カメラマンの潤之介(玉森裕太)に振り回され、仕事と恋の両方に向かい成長していく。

 TBSアナウンサーの山本匠晃による進行で会見が始まると、お笑いコンビ・ミキの亜生が人一倍ハイテンションで「どうもどうも、嬉しいですね〜」と登場。その姿を見てユースケが「ちょっと彼、お酒飲んでるみたいでね」と冗談を飛ばし、その後2人は何度もボケとツッコミを繰り返しながらトークを展開。終始、和やかな空気が流れた。

 まずは、出演者がカメラに向かって一言ずつ挨拶。2020年1月期のドラマ『恋はつづくよどこまでも』でも仕事と恋に懸命に挑む新米ナースを演じて大きな話題となり、TBS火曜ドラマで今回2度目の主演を果たす上白石は、「まずはこうして皆さんとこの場にいられることがすごく嬉しいですし、大変な状況の中対策を頑張ってくださって、この場を設けてくださり感謝しています」とスタッフにお礼を述べた。

 エピソードトークでは、舞台となるファッション雑誌編集部について上白石が「私のようなモデルさんとはかけ離れたものにとって、ファッション誌はすごく敷居が高くて洗練された都会的な感じ」と従来の印象を振り返る。だが、ドラマを通じて実際の編集業務を知り、「人が作っているんだなというのをすごく感じで、今までより雑誌から体温を感じるようになってきた」とイメージの変化を明かした。一方、モデルとしても活躍する菜々緒も編集部を訪れた経験はほとんどなく、新鮮な気持ちで役に臨んでいるという。ただ、ドラマに登場するファッション雑誌「MIYAVI」編集部は実際の現場よりドラマティックに描かれているため、「(豪華な舞台セットも)華やかなシーンになっております」と本作の見どころを挙げた。

 そんな菜々緒は、本作で上白石演じる奈未に冷たく当たるドSな鬼上司を演じている。しかし、自身も「仕事が趣味と言っても過言ではない」と語るほどの仕事人間で、麗子の仕事に対する姿勢や心構えには共感できたのだとか。また、作中ではユースケ演じる出版社の副社長・宇賀神慎一と何かあるなという雰囲気を漂わせており、ユースケは「(菜々緒は)怖い分、ちょっと女の子みたいなところがフッと出た時のギャップがいい」と菜々緒の魅力を熱弁した。そして、ドラマの中でカメラマン役を演じ、自身もカメラが趣味だという玉森。役作りにあたり、自分が雑誌などで撮影される時もカメラマンの動きに注目するようになり、そこで得た情報から「撮る人によって声がけを変えようとか、シチュエーションにあった声がけを模索した」と演じる上での工夫を明かした。

 また、教育係として奈未の成長を見守るクールな編集者・中沢涼太役の間宮は、自身が他人に教えられることとして“ゲーム”を挙げる。そんな間宮は人気ゲーム『『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のCMに出演しており、会見が始まる前にも共通の趣味を持つユースケとゲームについて語っていたという。さらに、奈未とよきライバルとして活躍する和泉遥役の久保田は「自分が好きじゃないとできない」という点で役者の仕事と、遥が務める編集アシスタントの仕事を重ねた。

 会見の中盤では、今回のドラマが「ボス恋」と略せることにちなみ、それぞれが「今年来い!」と思っていることをフリップで紹介。上白石は「この世の中が早く明るくなってほしいのと、このドラマが無事に春を迎えられますように」という想いから“春”の一文字を書いたが、「生歌、来い!」と付け加える。それは、主題歌「Luv Bias(ラブバイアス)」を歌うKis-My-Ft2のメンバーである玉森の生歌。「歌ってくれって頼んでいるんですけど全然歌ってくれない」と嘆く上白石に、玉森は「時間かけてしっかりと練習もして、7人全員で上白石さんの前でいつか歌わせてもらいたい」と提案した。

 続いて、菜々緒は「ユースケの適当さ」を挙げ、「適当っぽくても適当じゃない、愛を感じるようないじりやボケでこの現場を和やかにしてくれている」とべた褒め。「ユーモアのない人生なんてつまらないでしょ」とサラッと返す大人の余裕を見せつけたユースケは、本作でも女性社員の憧れの的である宇賀神をかっこよく演じ、視聴者を“おじキュンさせ”そうだ。

 そんな中、玉森は「運命の人」と書いて出演者をざわつかせる。「ドラマでも運命的な出
会いが大切な要素ではあるので、いつかはそういう人来い! ということでざわざわさせちゃおうかな」とニヤリ。ただ、玉森の自宅に行きたいと熱烈アピールする亜生には塩対応なようで、「人を家に入れるのがすごく嫌で、そのLINEばかり来るのでもうそろそろブロックしようかな」とSっぽい一面ものぞかせた。

 記者からの質問で、玉森との印象に残っているシーンを聞かれた上白石は、奈未と潤之介が二人で海を見に行くシーンを挙げ、「(玉森は)叫びながら何本も砂浜をダッシュしてちょっと喉をやられたりしてて、イケメンって大変だなってすごく思いました」とコメント。玉森も「マジックアワーと呼ばれる綺麗な時間がすごく短かったので、現場はバタバタしながら、時間との戦いの中で撮った」と撮影時の思い出を振り返った。

 また、菜々緒は“恋に仕事に頑張っている女性”に向け、「人と比べないことが一番良いんじゃないかなとい思いました。SNSもいっぱいあって人との距離がある意味近いので、無意識のうちに人と比べちゃったり、自己評価を下げちゃうことが多いような気がするので、自分らしく自分のペースで、楽しくやっていってほしい」とエール。また、出演者を代表して上白石が「(ボス恋チームの)優しさだったり、ほっこりした感じが画面越しにみなさんに伝わるといいなと思います。あとは色んなことが簡単じゃなくなってしまった時代に、一回頭の中を空っぽにして何も考えずに楽しんでもらえる1時間を毎週火曜日にお届けできるように頑張りたい」と意気込みを語り、最後は「ユースケさん言い残したことはないですか(笑)?」と振って、みんなが笑顔に包まれたまま会見は終了した。

※宮崎真佐子の「崎」は「たつさき」が正式表記。

■放送情報
火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
TBS系にて、1月12日(火)スタート 毎週火曜22:00~22:57放送
出演:上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、秋山ゆずき、太田夢莉、高橋メアリージュン、なだぎ武、犬飼貴丈、橋爪淳、山之内すず、宮崎美子、高橋ひとみ、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア
脚本:田辺茂範
演出:田中健太、石井康晴、山本剛義
プロデューサー:松本明子
編成:宮崎真佐子
主題歌:Kis-My-Ft2「Luv Bias」(avex trax)
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS

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