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超能力者の恋と災い描く、たすいち「サイキックバレンタイン」再々演

ナタリー

20/1/25(土) 10:48

たすいち 第32回公演「サイキックバレンタイン」チラシ表

たすいち「サイキックバレンタイン」が2月19日から23日まで東京・小劇場B1で上演される。

目崎剛が主宰するたすいちは、2007年に早稲田大学演劇倶楽部から旗揚げされたユニット。第32回公演となる今回は、2011年に初演され、昨年の番外公演で再演された「サイキックバレンタイン」を再々演する。

物語の舞台は、超能力者たちが社会になじめるよう収容・研究している研究所。A級の超能力を持つ八重内は、「5年後、この施設に良くないことが起こる」と予知を残して失踪する。それから5年後、研究所では人の心が読めてしまう精神感応能力者の千石花音が、発火能力者の四方宗雄に恋をしていた。バレンタインの真っ只中、墨家るるは八重内が予知した“災い”の調査に乗り出し……。

脚本・演出を目崎が担当。出演者には小太刀賢、白井肉丸、中田暁良、中村桃子、永渕沙弥らたすいちメンバーに加え、菊池泰生、家のカギの高村颯志、竹内なつき、土田香織、星澤美緒、細田こはるが名を連ねた。なお本作は第30回下北沢演劇祭の参加作品にラインナップされている。

目崎剛コメント

今作は2011年2月に行われた作品の再演となります。当時まだまだ無名だったたすいちですが、口コミで立ち見まで出た人気作に再び挑みます。
当時との1番の違いは、劇団員がいることです。
僕の脚本・演出した作品としてだけではなく、今の劇団員の力をフルに利用したら、当時よりも遥かに高みに行けると確信しております。

超能力者の物語ですが、私達との違いは大きくてもただ一つ、超能力が使えるか使えないかだけ。超能力を使える人達を通して物語を観た時に、その違いがあるからこそ感じるものがあるかと思います。

自信を持ってオススメします。劇場でお待ちしております!

たすいち 第32回公演「サイキックバレンタイン」

2020年2月19日(水)~23日(日・祝)
東京都 小劇場B1

脚本・演出:目崎剛
出演:小太刀賢、白井肉丸、中田暁良、中村桃子、永渕沙弥 / 菊池泰生、高村颯志、竹内なつき、土田香織、星澤美緒、細田こはる

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