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堤真一ら扮する陪審員たちが丁々発止を繰り広げる「十二人の怒れる男」開幕

ナタリー

20/9/12(土) 18:45

COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒れる男」より。(撮影:細野晋司)

COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒れる男」が、昨日9月11日に東京・Bunkamura シアターコクーンで開幕した。

1954年にアメリカでテレビドラマとして放送された「十二人の怒れる男たち」は、1955年に舞台化、1957年に映画化されたレジナルド・ローズの代表作。シアターコクーンでは2009年に、当時芸術監督だった蜷川幸雄の演出で上演された。シアターコクーンが海外の才能と出会い、新たな視点で挑む演劇シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の第9弾として上演される今回は、同劇場初登場となるイギリスのリンゼイ・ポズナーが演出を務める。

本作では、四方を客席に囲まれたセンターステージで物語が展開。陪審員に扮した出演者たちは、父親殺しの罪に裁判にかけられている少年を巡り、丁々発止のやり取りを繰り広げる。当初は12人中11人が有罪で一致していたが、陪審員8番が「もし、我々が間違えていたら……」と発言したことで陪審員室の空気は一変。彼らの議論は次第に白熱していき……。

出演者には陪審員8番役の堤真一をはじめ、陪審員長(陪審員1番)役のベンガル、陪審員2番役の堀文明、陪審員3番役の山崎一、陪審員4番役の石丸幹二、陪審員5番役の少路勇介、陪審員6番役の梶原善、陪審員7番役の永山絢斗、陪審員9番役の青山達三、陪審員10番役の吉見一豊、陪審員11番役の三上市朗、陪審員12番役の溝端淳平、警備員役の阿岐之将一が名を連ねている。公演は10月4日まで。

COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒れる男」

2020年9月11日(金)~10月4日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

作:レジナルド・ローズ
翻訳:徐賀世子
演出:リンゼイ・ポズナー
衣装・美術:ピーター・マッキントッシュ

キャスト

陪審員長(陪審員1番):ベンガル
陪審員2番:堀文明
陪審員3番:山崎一
陪審員4番:石丸幹二
陪審員5番:少路勇介
陪審員6番:梶原善
陪審員7番:永山絢斗
陪審員8番:堤真一
陪審員9番:青山達三
陪審員10番:吉見一豊
陪審員11番:三上市朗
陪審員12番:溝端淳平
警備員:阿岐之将一

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