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アーティゾン美術館『ジャム・セッション』第2弾には森村泰昌が登場

ぴあ

森村泰昌《ワタシガタリの神話》2021 年(映像作品)より 作家蔵

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アーティゾン美術館が年1回、「創造の体感」を体現する展覧会として企画している、石橋財団コレクションと現代美術家の共演「ジャム・セッション」。その第2弾となる展覧会『石橋財団コレクション×森村泰昌 M 式「海の幸」-森村泰昌 ワタシガタリの神話』が10月2日(土)より開催される。

今回は、古今東西の絵画や写真に表された人物に変装し、独自の解釈を加えて再現する森村泰昌が登場。以前から青木繁の《自画像》(1903年)、《海の幸》(1904年)にインスピレーションを得た作品を制作するなど、石橋財団が所有する青木作品に密かな想いを寄せていたという森村は、改めて《海の幸》と本格的に向き合い、同作品が制作された明治期以降の日本の文化、政治、思想などの変遷史を“森村式”、略して“M式”「海の幸」として形象化。85人の人物が登場する10点のバリエーションで展開し、その10点を円環状に構成。大規模なインスタレーションとして公開する。そのほか、同館が所蔵する青木繁の《海の幸》や《わだつみのいろこの宮》(1907年)などの代表作を、森村独自の作品解釈やコメントとともに紹介する。

展示は青木作品約10点と、森村作品約60点で構成。そのうち50点以上は、同展のために制作された森村による新作だという。森村と青木のかつてないセッションを楽しみたい。

森村泰昌《自画像/青春(Aoki)》2016/2021 年 作家蔵
青木繁《自画像》1903 年 石橋財団アーティゾン美術館蔵
青木繁《海の幸》1904 年(重要文化財)石橋財団アーティゾン美術館蔵
森村泰昌《M 式「海の幸」習作(色合わせ 01:假象の創造)》2020 年 作家蔵

展覧会名: ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M 式「海の幸」-森村泰昌 ワタシガタリの神話
会場: アーティゾン美術館6階展示室
会期: 2021年10月2日(土)ー 2022年1月10日(月・祝)
開館時間:10:00~18:00、金曜日は20:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(1月10日は開館)、12月28日-1月3日
料金:日時指定予約制ウェブ予約チケット1,200円
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売
*開催情報は予告なく変更となることがあります。
アーティゾン美術館公式サイト:https://www.artizon.museum/

同時開催:石橋財団コレクション選  印象派ー画家たちの友情物語(5階 展示室)
特集コーナー展示 挿絵本にみる20世紀フランスとワイン(4階 展示室)

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