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『リーガルV』速水もこみちが“悪役”を演じきる 米倉涼子VS小日向文世の最終決戦の行方は?

リアルサウンド

18/12/7(金) 6:00

 『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)が、12月13日の放送でいよいよ最終回を迎える。最終回を前に第8話では、小鳥遊翔子(米倉涼子)が“絶対に負けられない戦い”と呼び、弁護士資格を失うこととなった守屋至(寛一郎)による殺人事件に迫っていく。やがて見えてくるのが小鳥遊率いる京極法律事務所と敵対関係にある、Felix & Temma法律事務所の代表弁護士であり日本弁護士界のドン・天馬壮一郎(小日向文世)の存在。最終回は「小鳥遊 VS 天馬」の最終決戦が繰り広げられる。

【写真】ラスボスの速水もこみちが登場

 最終章に突入した第8話にて、新たに登場するのがNPO法人・貧困を救う会。その代表を務めるのが大峰聡(速水もこみち)だ。大峰は国政進出を狙っており、会の集まりには厚生労働大臣・丸山珠美(どんぐり)も出席する一方で、裏では反社会勢力との繋がりもあった。貧困を救うという目的で集めた金を着服する市瀬徹(夙川アトム)を、大峰は暴力団幹部・花田尊を伝いに、守屋に殺しを命じていたのだ。

 速水もこみちは、壇上では政治家のような爽やかなスマイルを振りまくが、裏では暴力団にも負けないドス黒いオーラを漂わせる。第8話は、映画『カメラを止めるな!』のプロデューサー役で強烈なインパクトを残したどんぐり、ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で何かとトラブルメーカーだった富田糸を演じた久保田紗友と、これまでのゲスト陣にも負けない印象的なキャストが集まる中で、『MOCO’Sキッチン』(日本テレビ)の爽やかなイメージを裏切る、真っ黒な大峰を演じきったのは流石だ。

 小鳥遊が弁護士資格を失ったのは、貧困を救う会を調査するため暴力団に賄賂を渡しているところを週刊誌に撮られたためだった。その結果、小鳥遊はFelix & Temmaを抜け、現在の事務所を設立することになる。しかし、どうやら天馬もまた貧困を救う会と関係があるようだ。天馬は会の集まりに足繁く出席し、亡くなった大峰の母親は同じゼミの後輩。白鳥美奈子(菜々緒)が調査し、海崎勇人(向井理)に差し出す毛髪鑑定からは、自ずと天馬と大峰がどのような間柄なのかが見えてくる。すでに殺人罪で9年の実刑判決を受けている守屋だが、貧困を救う会とズブズブの関係性である天馬を訴え、事件の真実を明るみにすることはできる。

 愛してやまないドラマ『現場百景』の刑事・鎧塚平八(勝野洋)と小鳥遊が対面しているシーンなど、予告映像においても注目すべきポイントが多くある最終回。天馬と小鳥遊の因縁はもちろんのこと、被告代理人として法廷に立つ海崎と元カノである小鳥遊がどのような決着を着けるのか。その間で“ポチ”こと青島圭太(林遣都)が“恋のライバル”としてどれだけ遠吠えをあげられるかも見どころだ。ほかにも、海崎が企む野望と彼が信じる正義の形も伏線として存在している。果たして、正義を賭けた最後の裁判はどちらが勝訴を掴み取るのか。

(渡辺彰浩)

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