劇団岸野組の30周年を記念したグッズが発売される。

岸野幸正が主宰を務める岸野組は、1990年に旗揚げされた劇団。結成30周年を記念した今回のグッズには、ドラマCDと公演チラシ写真集のセット、オリジナルトートバッグがラインナップされた。ドラマCDには、座付き作家・観世桂男が手がける劇団の代表作の1つ“森の石松”シリーズの特別編「森の石松外伝 石松、弥次喜多と会う」、脚本家・龍尺千秋によるヒューマンドラマ「ろくでもない人生」が収録される。

「森の石松外伝 石松、弥次喜多と会う」の主人公は、清水次郎長の子分で侠客の森の石松。今作では、石松が船で出会い、意気投合した“弥次喜多”とのエピソードが描かれる。石松役を岸野、弥次役を山寺宏一、喜多役を関俊彦が務め、このほか志賀克也、奥戸裕子、中村美緒、かないみか、山路清子が出演。

「ろくでもない人生」では、家族も職もなく、犯罪に手を出す男・竹野明の物語が展開。酒に溺れて起こした事故の相手・妹尾が営む便利屋で働き始めた竹野は、ある日、女子高生のハルカから「人を殺しているところが見たい」と依頼され……。竹野役を岸野、妹尾役を中尾隆聖、ハルカ役をかないが演じ、志賀、山路、中村、奥戸が出演する。

グッズの予約受付期間は10月30日11:00から11月15日23:59まで。発送は11月下旬から12月初旬を予定している。