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広末涼子「太陽の家」撮影で飛び出た“長渕剛語録”に感動「本が書けそう」

ナタリー

19/12/23(月) 20:35

「太陽の家」完成披露舞台挨拶の様子。左から権野元、山口まゆ、潤浩、飯島直子、広末涼子。

「太陽の家」の完成披露舞台挨拶が本日12月23日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの飯島直子、山口まゆ、潤浩、広末涼子、監督を務めた権野元が登壇した。

実直な1人の男の愛が、不器用で臆病な少年の心を成長させていくさまを描く本作。人情に厚い大工の棟梁・川崎信吾を演じた長渕剛は、急性腎盂腎炎で療養中のために出席が叶わなかったが、彼の「体は病室を出ることを許されなかったけど、心はみんなと同じ場所にあると思っています。今日は映画館まで来てくれて本当にありがとう。みんなの顔を観たかった」「悔しさでいっぱいだけど、今はしっかり治して、新しい年の初日の舞台挨拶には必ず元気な姿を見せます」というコメントが、イベント冒頭で発表された。

飯島たち共演者は、長渕が立つはずだったスペースを空けてイベントを進行。信吾の妻・美沙希役の飯島は、撮影中に飛び出した長渕のアドリブを語る。「監督から、川崎家はものすごく食べる家族なのでとにかく口にいっぱい含んでほしいと言われていたので、たくさん食べていたら、長渕さんが『よーし、恒例の納豆一気食いをやろう!』って言い出したんですよ。それで納豆の一気食いをしたんですけど、使われてませんでした」と苦笑。権野は「楽しかったんですけど、川崎家の食卓の話で終わってしまうなと思ったんです(笑)」と弁明した。

信吾の娘・柑奈を演じた山口は「緊張することもなく、お父さんと娘として現場にいられました」と述懐。反抗期の柑奈が信吾とぶつかる場面について「ビンタをされるとは聞かされていなかったので、ドキーッとしましたね(笑)。私も、勝つぞ!っていうくらいの気持ちでいたので、終わったあとは悔しくて泣いてました」と振り返ると、権野は「長渕さんすごく気を使ってましたよ。お芝居とはいえビンタをして出て行ってしまったので」とフォロー。「でも“まゆちゃん”とは言ってなかったですね。『柑奈大丈夫かな』って言ってました」と続けて観客を笑わせた。

「長渕語録ができるんじゃないかってくらい、長渕さんは毎日印象的な言葉を発していらっしゃってました」と回想する広末。「本読みのとき、一番熱くなるシーンで『俺たち家族だろ!』っていうセリフを突然長渕さんが『俺たちファミリーだろ!』っておっしゃったので、ファミリーと来たかー!って思いました」と話し「信吾さんから長渕剛さんが垣間見える瞬間が大好きなんです」とほほえむ。また「すごく寒い日に、信吾さんが潤浩くん演じる私の息子・龍生をおんぶして待っていてくれるシーンの撮影をしたんです。時折『さみいなあ』と言う長渕さんに、春のシーンなので監督が『寒い、はちょっと』とおっしゃったら、『監督よお……ライブだろう!?』って。体感したものを表現という意味でライブとおっしゃって、感動しました。長渕剛さんとしてまっすぐに生きる長渕さんの本が書けそう」と興奮した様子で次々と撮影エピソードを紹介した。

「太陽の家」は1月17日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

(c)2019映画「太陽の家」製作委員会

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