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三吉彩花が歌って踊る! 矢口史靖監督作『ダンスウィズミー』本日より公開

ぴあ

19/8/16(金) 0:00

(C)2019「ダンスウィズミー」製作委員会

数々のエンタテインメント作品を世に送り出し、大ヒットを打ってきた矢口史靖監督初のミュージカルコメディ『ダンスウィズミー』が本日より公開。“音楽が流れると、歌わずに、踊らずにいられない”という、“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった女性の奮闘をコミカルに描いた作品だ。

『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』でみずみずしい青春を、そして『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描いてきた矢口監督。そんな監督が今作に選んだのは、なんと初挑戦となるミュージカル。これまで監督は、どちらかというとミュージカルに抵抗感があったというが、アカデミー賞監督賞をはじめ、6部門での受賞を果たした『ラ・ラ・ランド』を観て触発され、自身も作ってみたいという気持ちになったようだ。

近年洋画では、『ラ・ラ・ランド』だけでなく、『グレイテスト・ショーマン』など大ヒットを記録するミュージカル映画がたびたび公開されているが、矢口監督自らが脚本を手がけた本作は、毎年500本以上も公開される邦画の中でも珍しい“邦画のミュージカルコメディ”となっている。

矢口監督は“映画が面白くなること”を第一に考え、有名無名にこだわらず基本的にオ ーディションで主演俳優を決めるスタイルを取っている。これは、その作品ごとにベストな人材を探すためだ。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがそれぞれオーディションを勝ち抜き主役の座を獲得してきた。そして今作で主役に抜擢されたのは、三吉彩花。Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれた存在だ。すでに同誌を卒業し、映画『いぬやしき』への出演など、このところ女優としてアクティブな活躍をみせている。

三吉は特技のダンスを生かし、“歌って踊れる”約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得。一流商社で働きながら、ある日“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった主人公・鈴木静香に扮する。矢口監督は、シンクロナイズドスイミングやジャズバンドなど、役者自身に厳しい特訓を課すスタイルを取ってきた。今作でも同様に、三吉はミュージカルシーンすべての歌とダンスを長い手足を武器に、吹替えなしで挑んでいるのだ。

そんな三吉を支えるのは、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明といった、多彩にして多才な面々。彼らが彩る、一大ミュージカルショーを、ぜひとも劇場で体験していただきたい。そこには夏の暑さを吹き飛ばす、気分爽快な時間が待っているはずだ。

『ダンスウィズミー』
本日より公開

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