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雨のパレードが語る、“第二章の始まり” 「新しい刺激を貪欲に取り込んでいきたい」

リアルサウンド

19/4/24(水) 18:00

 雨のパレードがシングル『Ahead Ahead』をリリースした。

雨のパレード -「Ahead Ahead」

 バンドにとって“第二章の始まり”という新曲は、共同プロデューサーに蔦谷好位置(agehasprings)を迎えたダンスナンバー。シングルには躍動感あふれる表題曲と、それと対をなす緻密でディープな「/eɔː/」、さらにはNeetz(KANDYTOWN)、荘子it (Dos Monos)によるリミックス3曲が収録される。

 今年1月にベースの是永亮祐が脱退し、福永浩平(Vo)、山﨑康介(Gt/Syn)、大澤実音穂(Dr)の3人組となった彼ら。楽曲制作の背景だけでなく、より自由度の増したサウンドプロダクションについて、そして彼らが刺激を受ける同時代のグローバルな音楽シーンの潮流について、語ってもらった。(柴那典)

曲をイメージに近づける作業がより早くなった(山﨑康介)

――バンドにとって確実に新しいスタートになるシングルですね。リミックスも含めて新しい扉をどんどん開けてる感じがするし、端的にすごくいい曲だと思います。

全員:ありがとうございます。

――この『Ahead Ahead』という曲を作る最初のきっかけはどういうところにあったんでしょう?

福永:僕らとしてもここから第二章だというスタンスではいたんですけど、実はそれに向けてこの一曲を作り始めたというわけではなくて。蔦谷(好位置)さんとやることが決まってたんで、まずは一回やってみようということで合宿に入って曲をいろいろ作っていったのが始まりです。

――蔦谷さんと一緒にやることの方が先に決まった。

大澤:そうですね。去年だったかな。

福永:いくつか曲を聴いてもらって、そこで何か引っかかるものがある曲をいくつか出してもらって、それでこの曲を進めていくという形になりました。

――これまで雨のパレードって、基本セルフプロデュースでやっていましたよね?

福永:そうですね。名義上はプロデューサーのクレジットがあったこともあるんですけど、僕らとしては自分たちでやってきた自負がある。とは言って、プロデューサーをつけることを嫌厭しているわけではなくて、あくまで自分たちで手探りでやってきた延長線上で、蔦谷さんとやることになったんです。ただ、インディー時代に「プロデューサーをつけるなら」みたいなことをメンバーだけで話した時に挙がったのが蔦谷さんだったりしたんで、一緒にやってみたい気持ちは少なからずみんなの中にもあったので。だから、このタイミングでできて、非常にうれしかったです。

――蔦谷さんと一緒にやることだけじゃなく、バンドが新体制になったことも含めて、いろんなタイミングとしてバンドの第二章のスタートをイメージした。

福永:そうですね。自分たちはこれまでセッションで曲を作ってきたんですけど、このタイミングでデスクトップ上で曲を作るようになったわけだし、いろんなタイミングが合わさったような気がします。

――デスクトップで曲を作るようになったのも今回からなんですね。

福永:メンバーの脱退があって必然的にセッションができなくなってしまったのが大きな要因のひとつなんですけど、もともと興味はあったんで、DAWは揃えていたし、興味あるプラグインも買っていたし、やろうという意思はあったんですよ。それをいよいよ本格的にやるようになった。今は楽しんで作っている状況ですね。今まではセッションで作っていたから、自分たちの手で鳴らせる楽器でしか作っていなかったんですね。でも、その枠が外れたんで、貪欲に入れたい音を入れていける状況になっているという。

――サウンドの変化は、『Change your pops』、そして『Reason of Black Color』と、徐々に現れていたと思うんです。いわゆるバンドサウンドの方法論で鳴らしきれない音が如実に増えてきている。

福永:そうですね、確かに。それが今、ここのタイミングで決壊してしまったみたいな(笑)。

――その自由度が今回さらに増えたことによって得たものはどういうものだと思いますか?

福永:やっぱり、レコーディングを終えてから詰めていた作業をレコーディング前からできるのが大きな違いかなって思ってます。細かいところで言ったら、たとえばフィルターとかサイドチェインコンプのエフェクトをかけて音色を変えていくような作業にしても、今までは声の重なり方とか、全体にかけたりとか、そういうものはレコーディングを終えてミックスまでに考えてたんですね。それが曲作りの段階で考えられるようになった。それが一番大きな点かなと思ったりしますね。あとはライブ表現もだいぶ変わってくるとは思います。

――なるほど。サウンドデザインが作曲と地続きの発想になった。

福永:そうですね。だからこそ、今すごく楽しめていたりもしますね。

――この感覚はメンバー全員が共有しているものなんでしょうか?

山﨑:はい。僕はもともとギターのみでやってたんですけど、2年前から新しくシンセサイザーも触りはじめて、そこからいろんな音の作り方、出せる音の選択肢が増えたんですね。その延長線上で、スタジオにもパソコンを持ち込んで、ソフトウェアで音を出せるようになった。単純に作曲をする時の選択肢が増えたっていうのと、よりリアルタイムでそれをできるようになったんで、曲をイメージに近づける作業がより早くなった、よりやりやすくなった感覚はありますね。

大澤:私も2年前くらいから、ドラムマシンを入れたり、自分では出せないビート感に挑戦したりしてるんですね。今はそういうアイデアもすぐに試せるんで、これまではレコーディングにすごく時間がかかっていたんですけど、これからはしっかり音のイメージを作りこんでから臨めると思います。

――リズムというところで言うと、今回の曲ではいわゆるアフリカンビートを取り入れた四つ打ちのダンスミュージックになっていますよね。「ドッタ、ドッタ」と跳ねるビートのテイストが入っている。このモチーフはどういうアイデアから生まれていったんでしょうか。

福永:僕らで作ったネタの段階では全然違うビートだったんです。ただ、これを作っている段階で蔦谷さんが「大胆に変えていいか」っておっしゃって。僕も「アフリカンビート的なリズムって、ノリもいいし、少し前に流行った感じですけど、好きです」という話をして。「そこに四つ打ちをプラスするのはどう?」っていう蔦谷さんの提案があって。それでこうなった感じです。蔦谷さんは本当にいろいろ刺激を与えてくれる素敵な方で、いろんなことを勉強させてもらってますね。実はこういうビートは前のアルバムのネタの段階から作っていたりはしたんですけど、今回は僕らの第二章として新しい一歩を踏み出すタイミングだったし、ベストだったのかなって思います。

電子音を鳴らし始めてからできることが広がった(大澤実音穂)

――バンドの第二章ということで、以前の違いとしてはどういうところがポイントになっていると思いますか。

福永:まあ、メンバー脱退というのも大きなターニングポイントだと思いますし、それによって曲作りが変わるのも僕らには大きなターニングポイントだと思います。でも、言ってみれば、なんとなくそういう感じがするっていう、抽象的な感じなんですけど。

――僕が思うのは、バンドというものを新しい感覚で捉えるようになったんじゃないかと思うんです。もちろん徐々に変わっていったところはあると思うんですけれど、楽器を演奏する人の集まりというよりは、サウンドデザインする人の集合体というか。そういう発想ってありました?

福永:スタンスとしては早い段階からそういう風には心がけていたんです。ギターがギターじゃない音を出したり、求める音を作ってもらうとそういう形になっていた感じなので。かなり初期の段階から自分たちなりに、バンドにとらわれないような音作りをしてきたつもりなんですね。そういうバンドでありたいという気持ちで取り組んできた。でも、それが4人だけで曲を仕上げてきていたので、無意識の中で自分たちの中で作った方程式に頼っちゃったこともあったんです。そんな凝り固まっていた部分が、蔦谷さんとやったことで、広い視野で見れるようになった気がします。

山﨑:僕も、雨のパレードを結成して、最初の頃からいわゆる既成概念としてのバンドとは違うことをやろうという気持ちがあったんです。ただ、それを形にしていけるスキルだったり、より表現の幅を広げるスキルだったり、そういうのものを徐々に確立していったんだと思います。気持ち的には最初からあったんですけど、それがより明確に形になったのがここ数年かもしれないですね。

大澤:私も最初はドラムは生楽器だと思っていたし、それを叩くことしか頭になかったんですけど、パッドを置いて電子音を鳴らし始めてから広がった気がします。機材をだんだん買い揃えて、必然的にできることがめちゃくちゃ広がっていった。福永も山崎も言ったんですけど、気持ちは最初からあって、徐々に形になっていった感じです。

自分たちの音に新しい刺激を貪欲に取り込んでいきたい(福永浩平)

――今回のシングルにはリミックスも収録されていますよね。Neetz、小林うてな、Dos Monosというヒップホップやエレクトロニックのシーンの人たちが、いわばコラボレーションのような形で曲を再構築している。これも大きな意思表示になっていると思うんですけれど、これはどういうアイデアから?

福永:今までリミックスをお願いしてこなかったのは、曲数もあったんで入れる必要はなかったっていうのもデカいし、あまりそういう選択肢を持ち合わせていなかったんですね。けれど、去年からディレクターが変わって、その人のアイデアで「リミックスとか入れてみたらどう?」って言われて。それで去年に『Reason of Black Color』の7インチシングル盤を出したときに、仲良くしてるMONJOE(杉本亘/DATS)に頼んで。そこからリミックスをやろうということが始まったんです。

――今回のメンツはどうやって決まったんでしょう?

福永:最初に「誰かいないか」と言われたときに、僕は小林うてなさんが大好きで。親交もあるんですけど、ライブを観た時に衝撃的で、音源の何十倍もいいなと思って。共通の友人の結婚式の二次会でお願いして、快く受けてくださいました。で、荘子itとも親交があるんですよ。MONJOE界隈で遊んでいた相手なんで。それでDos Monosにお願いしたら最高のやつを作ってくれました。Neetzさんは正直まったく面識がなかったんですけど、僕もKANDYTOWNはよく聴いていて、レコード会社が一緒ということでディレクターが選択肢で挙げてくれました。それでこの3人になった感じです。

――いい並びですよね。リミックスが届いてどうでしたか?

福永:いやあ、もうめっちゃ楽しいですね(笑)。自分たち以外の人の解釈で自分たちの曲をアレンジしてもらうこと自体もそうだし、どれもカラーが違っているのも楽しい。最初に小林うてなさんのリミックスが届いたんですけど、Instagramのメッセージで「思いっきりやってください」って伝えたら「あ、ごめん、ポップな感じにしちゃった!」って言われて。それで聴いたら、ちょうどいい感じだった。で、次に荘子itのが届いたんですけれど、彼はもう思いっきりやってくれまして。Dos Monosの曲にしてくれましたね。

大澤:ほんと、Dos Monosの新曲みたい(笑)。

福永:めちゃくちゃうれしかったです。

――ラップが入ってくるのがまた新鮮ですよね。

福永:新鮮でしたね。それも心地よかったです。自分たちの曲がラップにハマるトラックになってることが嬉しいというのもあったし。

――タイミングとしてはDos Monosがアルバムの『Dos City』をリリースして、それがめちゃくちゃ注目を集めているわけですけれども。

福永:聴きました。素晴らしいと思います。僕はMONJOEと荘子itともよく飲んでいたんですけど、まったく知らなかった(笑)。今後も何かできたら面白いですね。

――Neetzのリミックスはどうでしたか?

福永:Neetzさんもうれしかったですね。ありがとうございます! って感じです。

山﨑:Neetzさんのリミックスはオーソドックスなヒップホップの作り方で再解釈されたような印象を受けていて。もともとの音源の楽器たちを分解して組み立てて、ビートを付けてという風にされていたんですね。三者三様のトラックで、みなさん全部格好よかったです。

――福永さんって、去年あたりからケンドリック・ラマーとかSZAとか、刺激を受けるアーティストに今のヒップホップのアーティストが挙げていたりするじゃないですか。それだけじゃなく、ここ最近はラップと歌がシームレスになっているし、バンドとトラックメイカーとラッパーが一緒にやる例も増えている。そういう海外の動きに刺激を受けたんじゃないかというのは、今回のリミックスに至る一つの伏線だと思うんですけれど。

福永:そうかもしれないですね。

――そのあたりの感覚はどうですか? 今回の『Ahead Ahead』だけでなく、今の音楽シーンのどういうところに刺激を受けているか。

福永:当然、時代の流れみたいものは大きくありますし、僕は新譜が好きなので。インディR&Bが流行りはじめた時も新しいアーティストをいっぱい聴いて刺激を受けたし、SZAやそのあたりが出てきた時も刺激を受けたので。常に自分たちの音にそういう新しい刺激を貪欲に取り込んでいきたいという姿勢はありますね。これからアルバムを作っていくときにも、それはもしかしたら反映されてくるかもしれないので。可能性のある人がいれば一緒に何かできれば嬉しいと思います。

――ということは、今回はシングルですけれど、アルバムに向けて、今のバンドの第二章のターム、新しいフォーマットの雨のパレードの新曲もどんどん育ちつつある感じでしょうか。

福永:実はこれからですね。蔦谷さんと一緒にやった曲は数曲あるんですけど、現段階でメンバー3人で新たにゼロから作ったものがカップリングの「/eɔː/」っていう曲ぐらいで。あとはメンバー4人の時に作っていたモチーフがあって、それをDAW上で構成し直していくことを考えています。それはすごく楽しみですね。いろんな音も増やせるし、いろんなアプローチも考え付くだろうなって。

――「/eɔː/」に関しては、3人になって作りはじめた?

福永:そうですね。これに関しては蔦谷さんもまったく関係していないです。でも蔦谷さんと作業したことによって学べたものがすごく活かせたと思うし、かつ、自分たちの世界観を表現できたんじゃないかなと思っていますね。「Ahead Ahead」をプラスの方に踏み込んだ曲だとしたら、マイナスの方にも踏み込めるようになったというか。そういう気持ちがありますね。

――なるほど。いろんな意味で、自分たちの武器が増えている。

福永:そうですね。正直、ライブも今まで同期を使わず手弾きでやってたので、流せていなかった音も実は沢山あったんですよ。現状の機材では実現できていなかったことも、これから新しい聴こえ方でやれるようになっているんです。ライブのクオリティもかなり上がるんじゃないかと思います。

――ちなみに、ここ最近で刺激を受けている新譜はどういうものがありますか?

福永:僕個人で言うと、HVOBっていうオーストラリアのエレクトロユニットがいて、彼らが最近出した『Rocco』というアルバムがめちゃくちゃいいんですよ。あとは、Four TetがKH名義で出した「Only Human」という曲がすごくよかった。あとはNick Murphy――前にChet Fakerという名義でやってた人なんですけれど、彼の新曲もすごくよかったです。あとはThe Japanese Houseのアルバムもよかったし、バンドで言うとLANYの新譜もよかったですね。

――そういう新譜を「これいいよ」ってメンバー同士で共有してたりもします?

大澤:よくしてます。

山﨑:スタジオのセッティングやバラシの時に浩平くんが気に入ってる曲を流したり、LINEでも情報共有をしたり、いろいろしてますね。

福永:メンバーだけじゃなくて、たとえばHVOBに関しては去年の夏くらいにMONJOEが教えてくれたし。そういうのもあります。

――新しい刺激を活かして、やってみたいことも沢山あったりしますか?

福永:僕としては、アルバムに向けて作っていた曲たちに対していろんなアプローチを当ててみたいし、それが楽しみですね。たとえば具体的なアーティスト名であげると、たとえばHVOBの新しいアルバムに「panama」っていう曲があるんですけれど、途中で声をバツっと切って、それを繰り返しているセクションがあったりして、それがすごく新鮮なんですよね。それも今の状況だと挑戦できる中のひとつのアプローチだし。やってみたいことはいろいろありますね。

(取材・文=柴那典/写真=林直幸)

■リリース情報
『Ahead Ahead』
発売:4月24日(水)
初回限定盤(CD+DVD) ¥2,400(税抜)
通常盤(CD)¥1,200(税抜)

<CD>(初回限定盤/通常盤)共通:
1. Ahead Ahead
2. /eɔː/
3. Hwyl [Remixed by Neetz]
4. Reason of Black Color [Remixed by Utena Kobayashi]
5. Hometown feat. TABU ZOMBIE (from SOIL&”PIMP”SESSIONS) [Remixed by 荘子it feat. Dos Monos]

【初回限定盤付属 DVD】
『ame_no_parade Oneman Tour 2018 “COLORS” Live at TOKYO – HIBIYA KOUEN DAI-ONGAKUDOU 2018.4.21』
1.You & I
2.Dive
3.Horizon
4.Tokyo
5.new place
6.Petrichor 
7.Shoes 
8.(soda) 
9.H.Apartment
10.You 
11.Reason of Black Color 
12.Hwyl 
13.Hometown feat. TABU ZOMBIE (from SOIL&“PIMP”SESSIONS) 
14.ice feat. TABU ZOMBIE (from SOIL&“PIMP”SESSIONS)
15.GOLD
16.Change your mind 
17.epoch
18.Count me out
19.MARCH
20.What’s your name?

iTunes Storeほか主要配信サイト、Apple Music、Spotifyほか定額制聴き放題サービスでも4月24日(水)より配信開始
配信はこちら

※Ahead Aheadのみ、iTunes Storeほか主要配信サイト、Apple Music、Spotifyほか定額制聴き放題サービスで4月17日(水)より先行配信開始

■ライブ情報
東京LIQUIDROOMリリース記念ライブ
『ame_no_parade RELEASE PARTY “Ahead Ahead”』
4月24日(水)東京・LIQUIDROOM
Open 18:15/Start 19:00 
料金:4,000円(税込・ドリンクチャージ別) 
※未就学児入場不可         
一般発売:3月30日(土)10:00~
問い合わせ:LIQUIDROOM 03-5464-0800

■イベント情報
『Taihu Midi Festival』
日時:5月2日(木)~4日(土) 各日13時~23時
会場:中国・蘇州 Camp Midi Taihu Lake
ステージ数:4以上(2018年は各日約20,000を人動員)
(雨のパレードは、 5月3日(金)18:00~@Qing Stageにて出演)
※ライブの模様はYouku, Yi Live, Douyu等、複数の中国WEBプラットフォームにてストリーム配信予定
その他、2019 Taihu Midi Festival出演予定アーティスト:
Star Club(日本)、Paledush(日本)、No Party for Cao Dong(台湾)、Sheng Xiang Band(台湾)、Eggplant Egg(台湾)、Carsick Cars(中国)、Re-TROS(中国)、Nine Treasures(モンゴル)and more。
主催者: Suzhou Midi Culture Art. Co. Ltd., a branch of Beijing Midi Performance Co. Ltd.

■関連リンク
雨のパレードオフィシャルサイト

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