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篠田三郎「こんな時だからこそ楽しく笑って」新派マニアの医院描く「ある八重子物語」スタート

ナタリー

20/12/19(土) 18:36

劇団民藝・こまつ座公演「ある八重子物語」より。(撮影:谷古宇正彦)

劇団民藝とこまつ座の提携公演「ある八重子物語」が、昨日12月18日に東京・東京芸術劇場シアターイーストで開幕した。

本公演は、1991年に水谷八重子十三回忌追善・新派特別公演として初演された井上ひさしの戯曲「ある八重子物語」を劇団民藝の丹野郁弓の演出で立ち上げるもの。作中では、水谷八重子に心酔する院長を筆頭に、従業員全員が新派マニアの古橋医院を舞台にした物語が展開する。ある日、医院に水谷八重子そっくりの“音楽のような声”を持つ芸者・花代が現れ……。

院長・古橋健一郎役の篠田三郎は「お芝居から元気や希望をもらうのは、素敵なことですね。この作品は誰が主人公ということではなく、医院で働いている人や訪れる人たちが戦中・戦後を朗らかに健気に、たくましく生きていて、人間への愛おしさを感じるアンサンブルの芝居です。こんな時だからこそ、ぜひ客席で楽しく笑って根底に流れる作者の思いを感じていただきたいですし、お客様に温かい気持ちや元気をお届けできたら嬉しいです」とコメントしている。上演時間は、2回の途中休憩を含む2時間55分。公演は12月27日まで。

劇団民藝・こまつ座公演「ある八重子物語」

2020年12月18日(金)~27日(日)
東京都 東京芸術劇場シアターイースト

作:井上ひさし
演出:丹野郁弓
出演:篠田三郎、有森也実 / 日色ともゑ、吉田陽子、桜井明美、中地美佐子、藤巻るも、印南唯、加塩まり亜、佐々木郁美、清水川千紘 / 千葉茂則、横島亘、みやざこ夏穂、吉岡扶敏、塩田泰久、吉田正朗、大野裕生、平野尚、横山陽介

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