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小栗旬、高畑充希、中村獅童が参戦 菅田将暉主演『キャラクター』特報映像公開

ぴあ

映画『キャラクター』新キャスト ©2021映画「キャラクター」製作委員会

菅田将暉とSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseの出演が決定している2021年6月公開予定の映画『キャラクター』に、小栗旬、高畑充希、中村獅童が出演することが明らかとなり、新キャストの発表に併せて本編映像を使用した特報も公開された。

本作は、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?」「しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?」という『20世紀少年』『MASTERキートン』をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手がけてきたストーリー共同制作者・長崎尚志のアイデアを基軸に、登場人物=キャラクターそれぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント。菅田演じるお人好しな性格故に、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家・山城圭吾が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を描く。

また、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは本作が俳優デビューとなるFukase。『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』『恋は雨上がりのように』など、作品ごとに新しい映像世界を作り上げてきた永井聡が監督を務める。

そしてこの度、本作への出演が決定した小栗が演じるのは、山城が描いた漫画と事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介。清田の上司・真壁孝太を中村、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美を高畑がそれぞれ演じ、エンタメ界を牽引する実力派超豪華キャストが集結した。

小栗と菅田のふたりが初めて共演したのはTBS系ドラマ『獣医ドリトル』。菅田は小栗に大きな影響を受け、その後も自身主演作『共喰い』クランクイン前日に小栗を訪ねて、背中を押してもらったという。映画『銀魂』シリーズなど、これまでは小栗主演作での共演だったが、今回は菅田主演作での共演。「共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられることは幸せなこと」と語る小栗が座長・菅田を大きくサポートする形となる。

その小栗が演じる清田についてプロデューサーの村瀬は「完全に当て書き。出演していただけると信じて清田のキャラクターを作り込み、描き出した」と明かす。このように作り上げられた「王道主人公キャラの刑事・清田」を演じる小栗に対して、永井監督は「渋くてカッコいい小栗さんが欲しい」とリクエスト。小栗は「いつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで演じた」と役作りを振り返る。さらに、「ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しい」と自身の役柄をアピールした。

その小栗とコンビを組む真壁を演じる中村の2人はなんと15年ぶりの共演。中村は小栗を「とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在」だと話す。真壁は暴走族だった清田を警察官にすることで救い出し、刑事として上司と部下という関係になっても、昔のままタメ口を許す懐の深い男。撮影現場でも現場の雰囲気を和ませていた中村と、その場に立っているだけで凛とした空気が生まれる小栗、二人が演じる清田と真壁のコンビネーションにも注目だ。

そして、山城を支える恋人・夏美役の高畑は久しぶりに共演する菅田を「かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしいたたずまいの座長」と表現。初共演となるFukaseや、大先輩の小栗や中村に囲まれ、「目指せ良い奥さん」をモットーに演じたという。紅一点の高畑はこの映画において「最高の華やかさと煌びやかさをもたらしてくれた」と村瀬も太鼓判を押した。

昨年に映画化が発表されるや否や、大きな話題を呼んだ映画『キャラクター』。小栗、高畑、中村の参戦でますます期待が高まる本作に期待してほしい。

◆小栗旬
じっくりと映画に入るのは久々だったので、「やっぱり現場はいいな」と思いながら撮影を楽しみました。事前に監督から“渋くてカッコいい小栗さんが欲しい”とリクエストをされ、敢えていつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで清田を演じています。ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しいです。菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います。そしてFukaseさんとはご一緒するのは初めてなのですが、作品のキーとなる両角のキャラクターに彼の持つ独特の存在感がぴったりとはまっているなと感じました。また、約15年振りに共演した獅童さん。真壁と清田のコンビネーションにもご注目頂ければなと思います。

◆高畑充希
初めての永井組。そして紅一点。
ソワソワしながら現場に入りましたが、温かく迎えていただけて、とてもホッとしたことを覚えています。菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした。そして初映画とは思えない存在感の、チャーミングなFukaseさん、大先輩の小栗さんや獅童さんに囲まれて、『目指せ良い奥さん』をモットーに夏美さんとして過ごした、大変豊かな時間でした。
真綿で首を絞められ続けるようなザワザワをエンターテイメントに昇華した、最近の邦画では珍しい作品になりそうな気がしています。個人的には、体験した事ないほどの血糊に、すこし興奮しました。完成がとっても楽しみです。

◆中村獅童
ナチュラルかつ全体のバランスに溶け込むよう自分の立ち位置を考えながら演じました。
また亡き義父が警察官だったこともあり、どこか意識をしたかもしれません。
小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です。
菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました。
菅田さんは、撮影中に何度か小栗さんと自宅に遊びにきてくれて、趣味も似ているということもあり色々な話をしました。
私の舞台も観に来てくれ、初めての歌舞伎にもかかわらず、笑ったり泣いたりと素晴らしい感受性で楽しんでくれ大変嬉しかったです。
普段ミュージシャンのFukaseさんも役者としてどのように表現するか楽しみにしていました。
個性豊かな役者たちの化学反応を、見逃さないでください!

映画『キャラクター』特報


映画『キャラクター』
2021年6月公開

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