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木村拓哉、ミニ四駆で“本気の遊び”に挑戦 WEB番組第6回から見えた視聴者思いな一面

リアルサウンド

18/9/21(金) 8:00

 8月5日からスタートした木村拓哉が出演するWEB動画番組『木村さ〜〜ん!』(GYAO!)。第6回目は、「走るっ!デコるっ!女子にも話題の“ミニ四駆”対決!」と題して、木村がミニ四駆で本気の遊びに挑んだ。

 「いつものスタジオ狭いじゃないですか」とスタッフ。今回はスタジオを飛び出して広い場所で企画を行うという。エレベーターを待つ間、二基のエレベーターのどちらが早く到着するかで勝負する二人。負けたらしっぺの罰ゲームつきだったが、見事に木村が勝利。エレベーター内で本気のしっぺをしていた。

 部屋の扉を開けると、一面に敷かれたレールが出現。そこで木村がリスナーからのメールを読み上げた。その内容は、最近、ミニ四駆にハマる“ミニ四駆女子”が増えており、デコレーションを施した“デコ四駆”をつくって、スピードではなく見た目を競っているという。「是非、『木村さ~~ん!』でミニ四駆をやってください」とリクエストが寄せられた。

 続いてTAMIYAの女性社員が登場し、ラインストーンやステッカーでデコレーションしたデコ四駆について説明を受けた。木村は「今日もデコった前髪ってことですよね」とまず社員の髪型をいじり、続けて「4輪がついている以上、僕は走っててもらいたい」と“デコ四駆”についてコメント。

 さっそくミニ四駆作りに取り掛かる木村。スタッフから「エプロンありますよ」とTAMIYAのロゴを配したエプロンが渡されると、木村は「エプロン必要なんですか?」と女性社員に聞きつつ、「焼肉屋さんの前掛けと一緒じゃねえか」と指摘。しかし、女性社員から「エプロンつけることによってかなりやる気が出ると思います。ツインスターを纏うとやっぱり、ミニ四駆作ろうかな! って気持ちに……」と言われると、「今、なんて言いましたか?」と聞き返し、TAMIYAのロゴである二つの星が「ツインスター」だと知ると、「TAMIYAのツインスター!」と一気に笑顔になった木村。すんなりとエプロンをかけたところで、「おお! (木村も含めて)トリプルスターになった!」とスタッフが煽っていた。

 箱を開けてパーツを取り出すと「うわ、細かいじゃん」と驚いた木村。パーツをいじりながら、「だからね、思ったのが、ものを作るっていう作業をみんなに観ていただくっていうのは、観てくれる人たちは暇だと思うよ」、「こっちは黙々と作ってるんだもん」と核心をつく木村。

 「不慣れだね」と、木村がパーツを組み立てはじめたところで、完成形を差し出すスタッフ。「料理番組のあのやばいやつ?」と、映像を早送りしたところで女性社員も「できましたね! さすが木村さん早い」と調子を合わせた。木村は目を見開いて、「やべぇいろんな部分がデコられてる」と不審な表情を浮かべていた。

 完成形のエンペラーという車種でいよいよレースへ。ところが2周したところで車体が一回転してしまった。「ああーーー! なんてことだよ」と取り乱す木村。続いてのレースでは木村が10.23秒、スタッフが7.51秒という結果に終わった。スタッフが「おっそ!」と言うと、木村は「悔しくもなんともない」と冷静に返す。スタッフのカスタマイズとは違い、ノーマルだったこともあり、「これが実力」と捉えていた。

 続いてメカニック指導のもと、カスタマイズに挑戦。真剣にモーターの音を確認する姿はもはや職人の顔つき。タイムを計りながら真剣にミニ四駆のチューニングに没頭した。メカニックのミニ四駆を見せてもらうと、木村は「何これ?」と興味津々。「これ絶対に白バイに止められるやつですよ」とコメントして笑いを取っていた。

 最終的に、スタッフのタイムに2秒以上の差を詰められないまま終わりを迎えた。スタッフから「悔しいですか?」と聞かれると「いや、全く」ときっぱり。どちらかというと“デコ四駆”派だという木村だが、「秒数だったりとか工夫を目の当たりにして、うわっていうのはありました」とメカ好きは健在。さらに、メカニック担当が履いていたチノパンにも注目していた木村。「TAMIYA PLAMODEL FACTORY」とツインスターのロゴの刺繍を見つけ、「俺、ここが一番、今日キタ!」とファッショニスタ木村も健在だった。

 目の前の作業に集中しているのかと思いきや、「観てくれる人たちは暇だと思うよ」と冷静にコメントしていた木村。こんな時でも視聴者のことを考えていてくれているのか、と感心した。また、自身はタイムを競うことにさほど興味はなかったようだが、周囲の人たちがミニ四駆の動きに注目していたことについて語るなど、撮影を続けながらも木村がいかに周囲に気を配っているのかが垣間見えた放送だった。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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