アンソニー・ウォン主演映画『淪落の人』の日本オリジナルデザインTシャツが発売されることが決定した。

参考：『淪落の人』で久々の映画出演　アンソニー・ウォンが語る、香港映画界の“死”と新世代への“希望”

　今年2月1日より劇場公開された本作は、半身不随となり人生に絶望した中年男性と、家族のために夢を諦め出稼ぎ家政婦として働く若いフィリピン人女性の交流を描いた人間ドラマ。介護問題やフィリピン人女性の出稼ぎ労働者など現在の香港が置かれている状況にスポットをあてつつ、人が夢や希望を持つことの大切さや、他人を思いやる心がいかに人を支えるものかを、時にユーモアを交えながら描く。

　『八仙飯店之人肉饅頭』『インファナル・アフェア』のアンソニー・ウォンが、半身不随という難役を見事にこなし、香港電影金像奨をはじめとする数々の賞を受賞した。フィリピン人家政婦役には、新人のクリセル・コンサンジが抜擢。長編映画初監督デビューのオリヴァー・チャンがメガホンを取った。

　日本オリジナルデザインのTシャツは、フロントにはタイトルロゴ、バックには劇中にも登場する幸運の到来を願う「福」の文字がデザインされた。サイズは、M／L／XLの3パターンで、価格は1枚3,500円（税込）。6月16日より、新宿武蔵野館、オンラインショップ「SCREEN SHOP」（6月13日より予約受付開始）にて販売される。（リアルサウンド編集部）