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『麒麟がくる』風間俊介、元康として織田信長を語る「一筋縄ではいかない思い」

リアルサウンド

20/6/7(日) 20:45

 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放送休止前最後の回となる第21回が、6月7日に放送された。このたび、松平元康役の風間俊介よりコメントが寄せられた。

参考:風間俊介と徳川家康の共通点とは? “クセの強い”キャラクターで生きる演技力

 本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。

 風間が演じるのは、江戸幕府の創始者となる戦国大名・松平元康(後の徳川家康)。第21回の放送では、織田信長(染谷将太)が今川義元(片岡愛之助)を討つ、桶狭間の戦いが描かれた。

 元康は、今川方として戦に参加。大高城に入った元康軍に、今川の家臣・鵜殿から、即刻、鳴海城への出陣命令が出される。そして舌の根も乾かぬうちに、今度は桶狭間への出陣を迫られ、元康は「本日はここを一歩も動きませぬ!」と言い切った。このシーンについて、風間は「どのような感情なのか、色々と考えながら現場に向かったのですが、その場で感じたのはシンプルな怒りでした。それは、三河を、そして、自分を軽んじられている事に対してなど紐解けば色々あるのでしょうが、ただただ腹立たしかったので、そのまま演じさせていただきました。晩年の家康ではそのような対応はしないでしょうが、若さ故なのだと思います」と、元康の心情を分析する。

 今川方にいた元康にとっては、織田信長は敵対する存在。しかし、この戦いを経て、元康は信長と信頼関係を築いていく。元康にとって信長の存在について、風間は、「主君を討った敵であるのと同時に、母との再会を叶え、三河を我が元に戻すきっかけを与えてくれた。 幼き頃に慕っていたこともあり、一筋縄ではいかない思いですよね。 尊敬と畏怖、憎しみと親しみ、全てが混ざった禍々しい存在になったと思います」とコメントを寄せている。

 染谷将太演じる信長、佐々木蔵之介演じる藤吉郎(豊臣秀吉)、風間演じる元康、そして、長谷川博己演じる光秀。それぞれの人生はどのように交錯していくだろうか。(リアルサウンド編集部)

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