ザ・ピーナッツバター・ファルコン
20/2/5(水)
ダウン症の青年と旅をする物語…という設定だけを聞くと「ああ、そういうタイプの映画ね」と想像してしまうが、実際にはまったく異なる直球どストレートなカッコいいアメリカン・ロードムービー。ブルースを主体とした音楽も最高で、最後までほれぼれと映像に魅せられた。土着なロードムービーであるのと同時に、驚くほど神話的な雰囲気を漂わせた作品で、既存の映画とは異なる新しいテイストを持っている。それでいて小難しさはかけらもなく、心の底から愛らしく、観てよかったと思わせる映画。
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