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栗山民也×鈴木杏「殺意 ストリップショウ」NHK BSプレミアムに初登場

ナタリー

20/9/1(火) 14:04

「殺意 ストリップショウ」より。(撮影:細野晋司)

10月4日23:20から、NHK BSプレミアム「プレミアムステージ」で「殺意 ストリップショウ」が放送される。

今年7月に東京・シアタートラムで上演された「殺意 ストリップショウ」は、三好十郎作の同名戯曲を、栗山民也の演出、鈴木杏の出演で立ち上げた一人芝居だ。舞台は戦後の日本。高級ナイトクラブのソロダンサー・緑川美沙は、客に自らの数奇な人生を語り始める。兄の勧めで九州から上京した美沙は、急進的な左翼の社会学者・山田のもとに身を寄せ、やがて山田の弟・徹男と心を通わす。しかし徹男は学徒出陣で戦死、山田も自身の思想を転向し、軍国主義を礼賛するようになっていて……。

また番組後半では、2018年に上演された東京演劇集団風「母が口にした『進歩』 その言葉はひどく嘘っぽく響いていた」がアンコール放送される。ルーマニア出身の劇作家マテイ・ヴィスニユックの戯曲を、江原早哉香が演出した本作では、複数の民族や言語、宗教が入り組んだ東ヨーロッパのある国の悲劇が、1つの家族の姿を通して描き出される。

NHK BSプレミアム プレミアムステージ「殺意 ストリップショウ」「母が口にした『進歩』 その言葉はひどく嘘っぽく響いていた」

2020年10月4日(日)23:20~27:36

「殺意 ストリップショウ」

作:三好十郎
演出:栗山民也
出演:鈴木杏

「母が口にした『進歩』 その言葉はひどく嘘っぽく響いていた」

作:マテイ・ヴィスニユック
翻訳:川口覚子
演出:江原早哉香
出演:緒方一則、柴崎美納、佐野準、白根有子、柳瀬太一、中村滋、佐藤勇太、稲葉礼恵、仲村三千代、保角淳子、辻由美子 ほか

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