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SSFF & ASIA 2021開幕、山田孝之が多彩なクリエイター集結した短編企画へ意欲

ナタリー

左からフェスティバルアンバサダーのLiLiCo、山田孝之、剛力彩芽、SSFF & ASIAの代表・別所哲也。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2021のオープニングセレモニーが、本日6月11日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された。

今年で23年目となるSSFF & ASIA。4月27日にはオンライン開催がスタートしているほか、本日から6月21日まで5カ所の会場で上映が行われる。今年は、世界112の国と地域から集まった約1万本の中から、選りすぐりの約200作がラインナップに並んだ。

イベントの冒頭には、山田孝之と剛力彩芽がそろって登場。2人はじゃんけんによってそれぞれのコーナーを発表する順番を決め、山田に勝利した剛力は、トップバッターとして日本人監督を応援する「クリエイターズ支援プロジェクト」にて製作された「卵と彩子」を披露した。

剛力が主演を務めた「卵と彩子」は、妊娠が発覚するも恋人と別れたダンス講師・彩子を主人公とする作品。剛力が彩子を演じ、岡山天音が恋人役で出演している。上映後に登壇した監督の大森歩は「剛力さんがもともとダンスのセンスがあることは知っていたんですけど、ストーリーの中で妊娠に抵抗したり受け入れたりするようなダンスを目指して演じてもらいました」と劇中のダンスシーンに言及。剛力は「ダンスシーンもそうなんですが、映像の中で歌うことも初めてだったのでドキドキしました」とはにかみながら振り返った。

続いて、山田がプロデューサーと監督を担うプロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」を紹介。若手とベテラン、メジャーとインディペンデントを融合させ短編オムニバス映画を作り上げる同企画には、安藤政信、志尊淳、柴咲コウ、池田エライザ、齊藤工(斎藤工)、三吉彩花、ムロツヨシらとともに、一般公募のクリエイターを合わせた計36名が監督として参加する。

山田とともに企画を立ち上げ、監督としても参加する阿部進之介は「クリエイターを育てるプラットフォームを作ると俳優も育つし、映画全体も盛り上がるということで生まれた企画です」と成り立ちを説明。山田は監督陣へのオファーの経緯を「基本的にはLINEで『10分くらいで映画を撮ってみませんか?』と……(笑)」と冗談交じりに明かしつつ、「クリエイターを発掘することが目的なので、すでに監督として活躍されている方々も未経験の方々も、まずは一緒に作ってみようということです」と語る。そして阿部は「一般公募の作品でも素晴らしいものがたくさんあったので、僕も負けてられないなと。近日撮影に入るのでワクワクしています」と期待を込めた。

また「MILBON AWARD(ミルボン アワード)」の大賞受賞作品「エチュード」の製作発表には、キャストの小篠恵奈、野崎智子、監督の東かほりが、ARUHIアワード大賞受賞作品「俺の海」の製作発表には、キャストの和田正人、紺野まひる、高橋大翔、監督の鯨岡弘識が登壇。さらに、アミューズミュージカルショートフィルム企画コンペティションの最優秀企画には、メグ・イガラシの「Kid at Heart」が選ばれ、プレゼンターとして寺脇康文が出席した。全受賞作品は以下に記載している。

※高橋大翔の高は、はしご高が正式表記

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2021 受賞作品

Shibuya Diversity Award

「静かに」

第7回ブックショートアワード

「恋人がゾンビになってしまったら」

アミューズミュージカルショートフィルム企画コンペティション最優秀企画

「Kid at Heart」

地球を救え! 環境大臣賞

「哀しみの美しさ」

地球を救え! J-WAVEアワード

「渡り熊」

グローバルスポットライトアワード

「隔たる世界の2人」

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