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風間俊介が“あの頃の自分”呼び起こす瞬間も?「パークビューライフ」開幕

ナタリー

21/4/7(水) 18:24

左から前田亜季、倉科カナ、風間俊介、中川翔子。(撮影:岩田えり)(c)2021パークビューライフ

「パークビューライフ」が、本日4月7日に東京・世田谷パブリックシアターで開幕。これに先駆け昨日6日、囲み取材が行われた。

「パークビューライフ」は、2019年に上演された「不機嫌な女神たち プラス1」でタッグを組んだ岡田惠和と田村孝裕が、それぞれ作と演出を担当する会話劇。劇中では、孤独な人生を送っていた男と、職を失ったシングル女性3人の共同生活の日々が描かれる。

囲み取材には出演者の風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季が登壇した。風間は本作を「今を描いた物語」だと紹介し、「人との接触が難しい状況だからこそ、誰かとの新しい出会いの大切さがしっかり描かれていると思います。“今”を生きる皆さまに観ていただけたら」と呼びかける。倉科は「この作品は約1時間40分の、怒涛の会話劇です。とても温かい物語ですが、私たちはエネルギーをマックスにして演じています。ぜひたくさんの方にそのエネルギーを受け取ってほしい」とコメントした。

中川は「時間という命を削って会いに来てくださる皆様に、本当に感謝しています。直接お客様の存在を感じられること、舞台上で違う人生を生きられることがいかに尊く素晴らしいことか実感し、私の人生観は大きく変わりました。幸せな笑顔の“光の粒”を必ず持ち帰れる作品ですので、皆様のお越しを楽しみにしています!」と語り、前田も「岡田さんから『小さな幸せを全力で愛してください』というメッセージをいただきました。その言葉を胸に、一所懸命生きたいと思います」と意気込みを述べた。

囲み取材では、劇中で風間が少しだけダンスを披露する瞬間があることも明らかに。中川が「風間さんは“踊らないジャニーズ”って言ってますけど、キレッキレです。誰よりも踊って私たちに教えてくれて……レアな体験をさせていただきました」と水を向けると、風間は「ジャニーズの中ではもう踊れないほうだけどね!」と笑いを誘い、「(劇中では)踊りというほどではないんですけど、“あの頃の自分”を呼び起こすような瞬間はあります(笑)」と述べた。

最後にキャストを代表して風間があいさつした。風間は「今劇場に来てくださる皆さんは、本当に物語を愛し、物語を求めているのだと思います。演劇は不要不急だと言われたりしますが、自分にとって物語や豊かな時間が必要だと感じる方は、ぜひ劇場でこの物語を受け取ってください。『1歩踏み出してみたい』、そんな優しい気持ちを持って帰れると思います」とメッセージを送り、囲み取材は終了した。

東京公演は4月18日まで。その後、23日から25日まで大阪・サンケイホールブリーゼ、5月1・2日に愛知・ウインクあいち(愛知県産業労働センター)大ホールでも上演される。

「パークビューライフ」

2021年4月7日(水)~18日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター

2021年4月23日(金)~25日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2021年5月1日(土)・2日(日)
愛知県 ウインクあいち(愛知県産業労働センター)大ホール

作:岡田惠和
演出:田村孝裕
出演:風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季

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