映画って監督だけでも俳優の力だけでも完成しない。 そこには多くの才能あるスタッフがいて、その中の“音”の大切さにスポットを当てた今作は、終始、“音響”の力に発見と興奮の連続でありました。 動物園で長く過ごし、さまざまな動物の声を録音した結果、偉大なパニック映画の鳴き声が誕生。飛行機の音や金属音を録音して、動物の声をミックスすると大迫力ある超人気映画の迫力あるシーンが誕生。 ヒッチ・コック、フランシス・F・コッポラ、ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、デヴィッド・リンチ、クリストファー・ノーランも音にこだわり、音が脳に与える影響を考えて音響デザイナーと共に映画を生み出したというこのドキュメンタリーは、映画界の巨匠を講師に迎えた贅沢で面白い授業を受けている気分に。 サウンドトラックだけではない、“音”がもたらす脳科学を学べる極上のひとときを是非、映画館で体験あれ。