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池田エライザと田口トモロヲがW主演 建築×グルメの趣味系ドラマ『名建築で昼食を』放送決定

リアルサウンド

20/7/16(木) 6:00

 池田エライザと田口トモロヲがW主演を務める連続ドラマ『名建築で昼食を』が、8月15日よりテレビ大阪とBSテレ東で放送されることが決定した。

参考:池田エライザ×清水尋也が明かす、映画『貞子』を通して気づいたこと 「なるべく嘘がないように」

 本作は、甲斐みのりの名建築ガイド『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ刊)が原案となる、「建築×グルメ」をテーマにした新ジャンルのドラマ。これまで『グッド・バイ』『面白南極料理人』『ハイポジ 1986年、二度目の青春。』などを放送してきたテレビ大阪制作の「真夜中ドラマ」枠で放送される。

 物語は、カフェ開業を夢見る主人公のOL・春野藤が、「乙女建築」巡りを趣味とする中年の 建築模型士・植草千明とSNSで出会うことから始まる。名建築巡りをしていく中で次第に心を通わせる2人。仕事に恋に悩み多き藤は、人生経験豊かな千明から発せられる一風変わった視点の何気ない言葉に心動かされ、勇気づけられ、前に進んでいく。1人の女性が挫折と葛藤を繰り返しながら成長していく物語となる。

 カフェ開業を夢見る主人公のOL・春野藤を池田が演じる。そして名建築巡りの指南役であり、悩める主人公を導く植草千明役を田口が務める。

 劇中では、現存する日本最古のビヤホール、アール・デコの旧宮邸、気軽にお茶のできるフランク・ロイド・ライト建築、昭和ロマンチックな区庁舎、安藤忠雄による歴史的建造物のリノベーション建築、白洲次郎&&正子の粋な暮らしが詰まった旧邸宅、そして意外と知られていない、これらの名建築の中で食べることができる絶品ランチも紹介。自由学園明日館、目黒区総合庁舎、東京都庭園美術館、山の上ホテル、ビヤホールライオン銀座七丁目店、アンスティチュ・フランセ東京、旧白洲邸 武相荘、国際文化会館、国立国会図書館 国際子ども図書館でロケが行われた。

 また本作では、アドリブを交えながら名建築を巡るドキュメンタリーパートを組み合わせたハイブリッドな作りにも挑戦。実力派俳優たちの即興劇、普段見せない彼らの素顔にも注目だ。

【コメント】
■池田エライザ(春野藤役)
仕事帰り、ふとテレビをつけて見る建築のドキュメンタリーが 好きです。私の知らない日本を知っている建造物に芸術品に憧れと恋心を抱き、日々、胸をときめかせていました。このお話に声をかけていただけて光栄ですし、名建築にて美味しく楽しく、作品に挑めるなんてこの上なく幸せです。皆様に楽しんでいただけるよう、春野藤として、新鮮な気持ちで素直にお芝居に取り組みたいです。トモロヲさん! 乙女建築楽しみですね! 弟子としてよろしくお願いします!

■田口トモロヲ(植草千明役)
『名建築で昼食を』のお話をいただいて、素敵な目線のドラマになりそうな予感がしました。たんなる情報にならず、ドラマ映像ならではの観て、感じて、五感を刺激して、おっとり楽しめる作品になれればと思います。多様な人間と時代を受け入れて来た歴史ある名建築の中で、過去に思いを馳せ、現在を愛でて、未来を素敵に夢想する。心身ともに穏やかな昼下がり、市井の人々のささやかな至福の時に、皆さまと共にトリップ出来たら嬉しいです。こういう大変な時代だからこそ、“人と建築と食”のホッと一息つける、癒しと許しのあるドラマをご覧いただければ幸いです。どうぞヨロシクお願い致します。

■甲斐みのり(原案『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』著者)
ドラマ『名建築で昼食を』は、全国の建築ファンからは「待っていました!」と呼び声がかかる待望の物語になるはずです。東京はもとより、全国各地で、街の風景が変わりつつある昨今、名建築と呼ばれるロマンチックな趣の建物も建て替えられたり、姿を消していったり、なくなると分かったときにその存在の大きさに気がつかされることがあります。ただ見学するだけではなくて、名建築の中で食事やお茶をするとその建物とぐっと距離が近づいて、さらにもっと慕わしさが増してきます。当たり前のように街の中にある輝くような宝物の存在をドラマを通して多くの方に感じていただければ嬉しいです。

■山本博紀(テレビ大阪プロデューサー)
「神は細部に宿る」と言いますが、どんな建築にも設計者のこだわりや依頼者の想いが詰まっています。
もちろん、この10の名建築も例外ではありません。各々に知られざる歴史や背景があり、美しさや可愛らしさが随所に散りばめられていています。そういった部分を丁寧に描いていきますので、見終わった時に「次の休みは名建築を訪ねてそこでランチをしよう」と思って頂けると幸いです。
今回は都内の名建築だけを巡りますが、日本にはそして世界には素晴らしい名建築が溢れています。
ゆくゆくは大阪や京都、さらにはパリの「名建築で昼食を」が実現できればと考えています。

(リアルサウンド編集部)

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