AI崩壊
20/1/29(水)
近未来でコンピュータが暴走して人々を襲い始めるSFものはたくさんあるが、日本映画でこのクオリティは初めてなのではないか。AIで人々の個人情報をリアルタイムで管理し、特に医療面でサポートするシステム自体は悪くないしこれからもっと進む可能性もあるが、そのシステムを悪用、もしくはシステムが暴走した場合にどんな危険が待っているかをサスペンスフルに描いている。
説明過多にならない押さえたセリフもよかった。入江悠監督は『サイタマノラッパー』でなかなかいいなと思っていたが、もう一流監督になっていたのを実感。大沢たかお、賀来賢人、三浦友和といったメインのキャスティングや、マギー&坂田聡や野間口徹といった味のある役者陣もバランスがとれていた。ちょっと、お薦めです。
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