「札幌演劇シーズン2020-夏」が8月1日から22日まで北海道・生活支援型文化施設 コンカリーニョほかにて開催される。

「札幌演劇シーズン」は、2012年のスタート以来、夏と冬の年2回開催されている人気企画。札幌で生まれた上演実績がある作品がまとめて観られる。今年は、新型コロナウイルスに対し、できる限りの感染拡大防止策を講じながら、規模を縮小して開催される。

上演されるのはyhs「ヘリクツイレブン」、劇団怪獣無法地帯「ねお里見八犬伝」、札幌座「フレップの花、咲く頃に」と、親子向けの特別プログラム 劇のたまご「ぐりぐりグリム～長靴をはいた猫」の4作品だ。

開催に向け、札幌演劇シーズン実行委員会事務局長の高堂理は、「演劇では、公演日だけでなく1か月以上に及ぶ『稽古』もあり、その期間の 対策も必要になる。各劇団、劇場と連携しながら安全と安心を追究し、演劇シーズン以外の劇団公演の参考になるようなガイドラインを作っていきたい」とコメントしている。

札幌演劇シーズン2020-夏

2020年8月1日（土）～22日（土）

yhs「ヘリクツイレブン」

2020年8月1日（土）～8日（土）
北海道 生活支援型文化施設 コンカリーニョ

脚本・演出：南参
出演：能登英輔、櫻井保一、山田プーチン、氏次啓、佐藤亮太、渡邉ヨシヒロ、青木玖璃子、最上怜香、佐藤杜花、増田駿亮、小原アルト、松本直人

劇団怪獣無法地帯「ねお里見八犬伝」

2020年8月12日（水）～18日（火）
北海道 生活支援型文化施設 コンカリーニョ

原作：滝沢馬琴
脚色・演出：棚田満
出演：伊藤しょうこ、新井田琴江、足達泰雅、赤澤夢望、小林健輔、森大輝、屋木志都子、原田充子、前田透、由村鯨太、塚本雄介、柳瀬泰二、長流三平、重堂元樹、のしろゆう子、丹生尋基、長谷川碧、Roman、石橋俊一 ほか

札幌座「フレップの花、咲く頃に」

2020年8月15日（土）～22日（土）
北海道 かでる2・7

作：山田百次
演出・音楽：斎藤歩
出演：山田百次、西田薫、熊木志保、竹原圭一、高橋海妃、アリョーナ

特別プログラム 劇のたまご「ぐりぐりグリム～長靴をはいた猫」

2020年7月23日（木・祝）～27日（月）
北海道 シアターZOO

原作：グリム童話「靴はき猫」
脚色・演出：清水友陽
音楽：斎藤歩
出演：磯貝圭子、熊木志保、常本亜実、すがの公、亀井健、赤坂嘉謙