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奈緒、大東駿介、Kaya、林裕太、三根有葵が東出昌大の主演作「草の響き」に参加

ナタリー

左上から時計回りに奈緒、大東駿介、三根有葵、林裕太、Kaya。

東出昌大の主演作「草の響き」に奈緒、大東駿介、Kaya、林裕太、三根有葵が参加する。

「そこのみにて光輝く」「きみの鳥はうたえる」などで知られる作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作をもとにした本作。東出演じる主人公・工藤和雄が故郷の函館に妻と戻り、病んだ心を治療するために晴れの日も雨の日も街を走り続けるさまが描かれる。映画には原作にない“夫婦の崩壊と再スタート”というテーマが盛り込まれた。

奈緒は心を病んだ和雄を理解しようと努める妻・純子役で出演。大東は和雄に寄り添う友人・佐久間研二に扮する。また和雄が街を走る中で出会い、心を通わせていく若者たちの役でKaya、林、三根がキャスティングされた。

奈緒は「何故そんなに脆いのか、走り続けることに意味があるのか。この主人公を理解することを諦めたくないと思いました。そんな自分が彼を1番そばで理解しようとする純子と重なり、私は函館に向かいました」と述べ、大東は「心を病んだ友を支える役を通して、心の奥底と深く向き合う時間は、函館の空気も相まって、冷たく辛くあたたかく優しい時間でした」と振り返っている。Kayaらのコメントは下記の通り。

「空の瞳とカタツムリ」の監督・斎藤久志が手がけた「草の響き」は今秋より全国ロードショー。

奈緒 コメント

何故そんなに脆いのか、走り続けることに意味があるのか。この主人公を理解することを諦めたくないと思いました。
そんな自分が彼を1番そばで理解しようとする純子と重なり、私は函館に向かいました。
「私は私でいれば良い」と気づかせてくれた函館での苦しくもこのうえなく大切な時間に、心から感謝しています。
「草の響き」が皆様にも届きますように。

大東駿介 コメント

まさか映画館に当たり前に行けなくなる日が来るなんて思わなかった。
まさか大切な友が突然逝ってしまうとは思わなかった。
自分自身なかなか処理しきれない感情にあったまさにそんなとき、この作品と出会え、函館の映画館シネマアイリス菅原氏のもと、函館出身の小説家、佐藤泰志氏の作品を、全編函館で映画を撮れた時間はとても濃密で贅沢で救いでした。
心を病んだ友を支える役を通して、心の奥底と深く向き合う時間は、函館の空気も相まって、冷たく辛くあたたかく優しい時間でした。

Kaya コメント

本格的な映画出演ははじめてで、「草の響き」という素晴らしい作品に出演させて頂く事ができ、とても充実した時間を送る事が出来ました。
この作品を通して演技の楽しさや今後お芝居を頑張りたいという気持ちが強く固まりました。
その中で、小泉彰という自分とは全く正反対の役を演じることにとても苦戦しましたが、東出さんや大東さんなど皆さんに助けられながら自分なりに小泉彰という役を演じ切れたと思います。
色々な思いが詰まった作品となっているので皆さんに見て頂ける事が待ち遠しいです。

林裕太 コメント

函館での撮影は強く、鮮明に自分の記憶に残っています。函館の長閑な風景をよく思い出し、恋しくなります。
現場で斎藤監督やスタッフの方々、共演者の方々に何度も助けられました。寒さが厳しい中での撮影でしたが、人の優しさに触れられたような温かい時間でした。「草の響き」は人の気持ちや温かさがゆったりと伝わってくる映画です。
人と生きていく上で大切なことを教えてくれたこの作品が多くの人に届いてほしいです。

三根有葵 コメント

全てがはじめての経験で分からないことだらけだった私は函館という街、斎藤監督をはじめとするスタッフの方々、そして共演者の方々に支えられ、何度も助けていただきました。
この作品は私に新しい景色をみせてくれました。
どんなことも包み込んでくれるようなあたたかくて優しい街で作った作品、沢山の方に届いてほしいです。

(c)HAKODATE CINEMA IRIS

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