舘野泉ピアノ・リサイタル/浜離宮ランチタイムコンサートvol.192
20/1/24(金)
現在83歳。今も精力的に、自らのために書かれた新しい左手のための作品に挑み続ける、舘野泉さん。2020年は、演奏活動60周年の節目だそうです。若き日にヨーロッパでの拠点として北欧のフィンランドを選び(1964年のこと!)、以来その特別な感性で演奏活動を続けてきました。脳溢血に倒れたのち、演奏活動に復帰して「左手のピアニスト」となってからも、奏でる音にはますます味わい深さが増しています。リサイタルを聴くと、ピアニストの音色には人生が現れるのだなと、毎回しみじみ感じます。
今回は、浜離宮朝日ホールというピアノの音をすみずみまで楽しめるサイズの会場で、バッハ、スクリャービンに加え、舘野さんのために書かれた、マグヌッソン、吉松隆、Cobaの作品が演奏されます。
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