全国ロードショー中の「ビルド・ア・ガール」のメイキング映像が、YouTubeで解禁された。

本作は、多くのバンドがUKロックシーンに旋風を起こした1990年代前半のイギリスを舞台とする物語。ビーニー・フェルドスタイン演じる底なしの想像力と文才に長けた高校生のジョアンナが、過激な毒舌記事を書く音楽ライター“ドリー・ワイルド”として活躍するさまが描かれる。

この映像に収められたのは、THE FACEの編集長アマンダが、ジョアンナに新たな道を示すシーンの撮影風景。アマンダを演じたエマ・トンプソンは「“社会で女性としての振る舞い方”を誰もが考えなくてはいけない現代に、これ以上ぴったりな作品はないと思う」とコメントする。フェルドスタインは、彼女との共演前夜は緊張からほぼ眠れなかったと明かしたあと「エマとの仕事は本当に幸せだった」「彼女の目を見ると心を奪われてしまうの」と語った。

なお監督のコーキー・ギェドロイツは、トンプソンに重要な役どころを任せた理由を「映画の最後に象徴的な人物を登場させたいと思っていた。誰か大物が登場して、主人公に『混乱して、間違いを犯し、馬鹿なこともやってしまったけど、それでもあなたは素晴らしい』と言ってほしかった」と説明している。

※「ビルド・ア・ガール」はR15+指定作品

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