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『PRODUCE 101 JAPAN』、初回から波乱の予感? レベル分けテストで番狂わせも

リアルサウンド

19/10/3(木) 7:00

 史上最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』が、いよいよスタートした。同番組は韓国の人気番組“プデュ”こと『PRODUCE 101』シリーズの日本版で、「国民プロデューサー」と呼ばれる視聴者による国民投票で最終的に11名を選抜。グローバルボーイズグループとしてデビューを目指していく。9月25日にはTV番組『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系・関東ローカル)で第1回が放送され、9月26日にはインターネット動画番組としてGYAO!にて配信スタートとなった。

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 第1回では席決めとレベル分けテストを実施。まずは最初のパフォーマンス課題を行なうために、練習生101人を35チームに編成する。チームごとに現時点での自分の順位を予想して席に座っていく席決めからスタートだ。

 関西出身者で結成された「K-SIX」、元子役が再起をかけて集まった「REBORNZ」、ブレイクダンスを得意とする2人組「Team Breakin’」、筋肉自慢のメンバーで結成された「シックスパックス」、番組お披露目でセンターを務めた川尻連率いるダンサー集団「UN Backers」、アイドルグループ・HALO出身メンバー3人が集まった「HELLO AGAIN」などチームが次々と登場し、各々席に着いていく。90’s HIP HOPを武器にする豆原一成や、個性派キャラで注目されているダンサー・HICO(今西正彦)、本場韓国の『PRODUCE X 101』にも出演していた上原潤などチームを組まず、ソロでパフォーマンスするメンバーもいるようだ。

 それぞれが席に付いたところで、国民プロデューサー代表のナインティナインが登場する。改めてルールを確認し、早速レベル分けがスタート。チームごとのパフォーマンスを見て、トレーナーチームが練習生たちをAからFにクラス分けをしていく。パフォーマンスを披露していくと、予想通りの実力を発揮して高く評価されたメンバーがいた反面、想定外の評価をもらうメンバーも。例えば、番組スタート前から注目を集めていた川尻、ダンスに自信を持つ豆原、アーティストや役者の経験を持つ「Smile MAGIC」の林龍太はA判定を獲得。一方、個性的なキャラクターと確かなダンススキルで現状5位をキープする今西はまさかのF判定。初回から大きな番狂わせがあった。

 チーム編成を見ると、共通点を持ったメンバーで結成されているように感じた。それを活用しつつ、自分の特技や個性を上手くアピールできたかどうかが明暗を分けたのではないだろうか。そして次回も引き続きレベル分けが実施される。実力者・上原をはじめとする注目の練習生も登場予定で期待が高まる。

 第1回を見て感じたのは、レベル分けの結果に練習生たちが大きく影響されていたこと。しかし、これはあくまでもレベルアップしやすい体制を作るためのものだ。国民プロデューサー代表のナインティナイン・矢部浩之も「最終的には全員がAレベルになることが目標です」と語っている。つまり、自分たちの努力次第で今後どうとでもなるということだ。そして、こうしたオーディション番組には番狂わせがあるストーリーがつきものである。例えば、伝説的オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)で行なわれた「男子ヴォーカリストオーディション」。CHEMISTRYを生み出したオーディションとして今もなお人々の記憶に刻まれているが、途中までは堂珍嘉邦と現・EXILE ATSUSHIのペアが応援人気投票1位を獲得していた。しかし、EXILE ATSUSHIは最終選考で脱落してしまい、堂珍と川畑要の2人で正式デビューとなった。

 こういったドラマが生まれるかどうかにも『PRODUCE 101 JAPAN』の成功がかかっているのではないだろうか。今回は国民プロデューサーの投票ですべてが決まるため、練習生一人ひとりがどう努力をして実力をアピールできるかも重要だ。練習生たちは、ぜひガムシャラな姿を見せて国民プロデューサーの心を掴んでほしい。(高橋梓)

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