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上田慎一郎、新作試写会に駆け付けた真魚に「しゃべるのうまくなった!」

ナタリー

19/9/25(水) 21:38

「スペシャルアクターズ」ワールドプレミア試写会の様子。

「スペシャルアクターズ」ワールドプレミア試写会が本日9月25日に東京・丸の内ピカデリーにて開催された。

売れない役者の和人が、演技を利用した何でも屋である俳優事務所“スペシャルアクターズ”に誘われることから物語が展開する本作。この日の舞台挨拶には、監督の上田慎一郎とキャストの大澤数人、河野宏紀、富士たくや、北浦愛、上田耀介、清瀬やえこ、仁後亜由美、淡梨、三月達也、櫻井麻七、川口貴弘、南久松真奈、津上理奈、小川未祐、原野拓巳、広瀬圭祐、宮島三郎、山下一世が登壇した。

本作は1500名のオーディションから選ばれたキャストたちとともに、企画会議やワークショップを経て、当て書きの脚本が執筆された。上田慎一郎は「この映画は、ここにいるみんなとゼロから作り上げました。このメンバーと舞台に立って同じ光景を見ることができて、気絶しそうなくらい幸せです!」と満面の笑みで挨拶。“緊張すると気絶してしまう”という体質の和人を演じた大澤は、上田慎一郎に「気絶しないでね」と励まされながら、緊張気味に観客へ感謝を伝える。

和人の弟役の河野が「今年一番の映画になるんで、楽しみにしていてください」と自信をのぞかせると、スペシャルアクターズ社長役の富士は「無器用な人たちが出てくるんですが、それぞれすごくかっこいいところが詰まっています」とアピール。カルト集団・ムスビルの教祖に扮した淡梨は「粘土をこねているような、温かい作業をみんなで繰り返しながら作りました」と企画会議を回想した。また「カメラを止めるな!」がきっかけでオーディションに応募したキャストも。上田慎一郎と同じ名字の上田耀介は「Twitterを見ていたら上田監督がまた映画をやるんだと思って。直感で応募した結果、ここに立つことができたので、直感って大事だなと思いました」と話して会場を和ませた。

キャストたちの選考基準を尋ねられた上田慎一郎は「『カメ止め』と違って、まったく物語がない状態だったので、自分がもっとこの人を知りたいなという方たちを選びました」と回答。劇場長編第2弾ということから、プレッシャーに押し潰されそうな時期もあったと振り返ると「一時期は大スランプから気絶しそうな日々を過ごしていまして。その経験も取り込んで、和人という役に反映しています」と明かした。

ここで、花束ゲストとして「カメラを止めるな!」キャストであるしゅはまはるみ、真魚、どんぐりが登壇。同作の公開時には数多くの舞台挨拶をこなしてきた真魚が、「とっても楽しい気持ちになる上田さんらしい作品でした。名前の通りこのスペシャルな映画がいろんな人に届いてほしいと思います」と映画を応援すると、上田慎一郎は「しゃべるのめっちゃうまくなったね!」と感慨深げにこぼす。しゅはまとどんぐりも、大きな劇場でのお披露目や舞台裏にメイクスタッフがいたことなどをうらやましがりつつ、本作のキャストたちにエールを贈った。最後に上田慎一郎は「今はまだここに立っている人を知らないかもしれませんが、映画を観終わったあとは“スペシャルアクターズ”に見えると思います」と語りかけ、イベントを終えた。

「スペシャルアクターズ」は10月18日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。

(c)松竹ブロードキャスティング

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