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早霧せいなが「幕末太陽傳」の佐平次語る、咲妃みゆ・望海風斗との“トリデンテ”に感謝

ナタリー

「幕末太陽傳」より。(c)宝塚歌劇団 (c)宝塚クリエイティブアーツ ~原作 映画「幕末太陽傳」(c)日活株式会社 監督/川島雄三 脚本/田中啓一、川島雄三、今村昌平~

9月20日に放送される時代劇専門チャンネル「華麗なる宝塚歌劇の世界~Season3~」に、早霧せいながゲスト出演する。

「華麗なる宝塚歌劇の世界」では中井美穂を司会に、宝塚歌劇団による和物の舞台映像と、その作品にゆかりのあるゲストとのトークが展開する。

9月20日放送回で取り上げられるのは、雪組トップスターを務めた早霧の退団公演として2017年に上演された「幕末太陽傳」。1957年に公開された川島雄三監督の同名映画をミュージカル化したもので、「居残り佐平次」や「品川心中」「三枚起請」「お見立て」などの古典落語のネタが織り交ぜられた。

早霧は品川の旅籠・相模屋に“居残る”ことになった佐平次に扮し、そこで起こる出来事を次々に解決。咲妃みゆ演じる女郎おそめ、望海風斗演じる高杉晋作らと交流を深め、皆の人気者となっていく佐平次を好演した。

中井とのトークで早霧は、退団公演がコメディタッチな作品であったことに「正直、戸惑いました」と言い、「でも“佐平次”という明るいキャラクターと最後を歩めたからこそ、充実した期間を過ごすことができました」と振り返る。また、佐平次が周囲に見せる顔と、1人でいるときの顔の違いが、早霧が理想とする男役像に似ているそうで、トップお披露目公演「ルパン三世 ―王妃の首飾りを追え!―」で演じた大泥棒・ルパン三世と同様、キャラクターを好きになったと語る。

なお本公演は、映画のラストとは異なる。早霧は咲妃と“ちぎみゆ”、さらに望海を加えて“雪組トリデンテ”の愛称でファンから親しまれたことについて、感謝を述べた。また、佐平次とは相いれない存在でありながら、一番の理解者として存在した高杉と、同役を演じた望海、そして宝塚歌劇特有の図式を重ね、望海とのエピソードを笑いを交えて披露した。

放送は22:00にスタート。再放送は10月4日22:00に行われる。

華麗なる宝塚歌劇の世界~Season3~「幕末太陽傳」(’17年雪組 宝塚大劇場)

2021年9月20日(月・祝)22:00~

司会:中井美穂
ゲスト出演:早霧せいな

「幕末太陽傳」('17年雪組 宝塚大劇場)

出演:早霧せいな、咲妃みゆ、望海風斗 ほか

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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