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オークラ「崩壊シリーズ」第3弾が幕開け、山崎樹範「ピリオドの向こう側を」

ナタリー

19/10/20(日) 15:26

「~崩壊シリーズ~『派』」より。

オークラが作・演出を手がける「~崩壊シリーズ~『派』」が10月18日に東京・俳優座劇場で開幕した。

「~崩壊シリーズ~『派』」は、2016年の「九条丸家の殺人事件」、2017年の「リメンバーミー」に続く、「崩壊シリーズ」第3弾。山崎樹範のほか伊藤裕一、上地春奈、ラバーガールの大水洋介、そして梶原善が第1弾から続投し、今回は松島庄汰、安西慎太郎、前島亜美が新たに参加する。

10月18日に行われた初日舞台挨拶には、全キャストとオークラが登壇した。座長の山崎は「観てくださる方に、夢や希望を与えたい!ということはさらさらございません。このお芝居は小さな劇団がミスをしながらも悪戦苦闘する物語です。我々が汗かいて這いつくばっている姿を観て、皆さんにたくさん笑ってもらいたいと思います。そして、もしかすると、その先に感動が待っているかもしれませんので、みんなでピリオドの向こう側を見たいと思っております」とコメント。

続く松島は「ハロウィンで六本木が一番盛り上がる場所になったんじゃないかなと思います! よろしくお願いします!」と述べ、安西は「面白すぎるなというくらい面白い作品だなと思っております」とそれぞれ自信をのぞかせた。

前島は「人生で初めて舞台上であることをします」とほのめかし、「観に来てくださる方々がどんなリアクションをするのかドキドキしているんですけれども、どこまで崩壊できるかっていうのを毎公演チャレンジしていきたいなと思います」と目標を掲げる。伊藤は「3作連続でこのシリーズに出させていただいて大変うれしく思っております。最高傑作にできるようにがんばりたいと思います」と意気込んだ。

さらに上地は「私も3作連続で出させていただいて、オークラさんの面白いお芝居に、素敵なキャストの皆さんと関われることがすごく楽しいです」と心境を語る。大水は「前回の崩壊シリーズから約2年半経ちまして、体力は衰え、髪も若干薄くなり、個人的には2カ月前にセグウェイで転んで右腕を骨折するという(笑)。どんどんダメになっていっているという自負はあるんですけど、その衰えた可笑しみをこの舞台で生かせたらなと思っております」と笑いを誘った。

そして梶原は「(今作の)オークラさんの脚本も、今までで一番コメディ感が強い作品なので、どうぞご期待くださいませ!」と期待を煽る。オークラは「今回、『崩壊シリーズ』3度目なんですが、初めて観に来る方も楽しく笑える作品になっているかと思うので、『全然、初めてでも観に来て大丈夫だよ』的なことを書いていただけると大変助かります(笑)」と報道陣を和ませた。

「~崩壊シリーズ~『派』」の東京公演は11月4日まで行われ、その後、大阪、宮城、富山、石川、愛知、福岡を巡演する。

「~崩壊シリーズ~『派』」

2019年10月18日(金)~11月4日(月・振休)
東京都 俳優座劇場

2019年11月9日(土)・10日(日)
大阪府 松下IMPホール

2019年11月13日(水)
宮城県 電力ホール

2019年11月18日(月)
富山県 富山県教育文化会館

2019年11月20日(水)
石川県 北國新聞赤羽ホール

2019年11月21日(木)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

2019年11月23日(土・祝)・24日(日)
福岡県 イムズホール

作・演出:オークラ
出演:山崎樹範 / 松島庄汰、安西慎太郎、前島亜美、伊藤裕一 / 上地春奈、大水洋介(ラバーガール)/ 梶原善

(c)~崩壊シリーズ~『派』実行委員会

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