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THE RAMPAGE、今年最後の単独公演で見せた集大成「2021年もしっかり手を握ってついてきて」

ナタリー

20/12/23(水) 0:59

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(写真提供:LDH JAPAN)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが昨日12月22日にオンラインライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER "THE RAMPAGE"」を開催した。

LDHとABEMAのタッグで12月22日から29日にかけて行われる配信ライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER」。初日はTHE RAMPAGEのライブで幕を開け、最終日には新生EXILEによる初の単独公演が実施される。THE RAMPAGEのライブはバラードブロック、ダンスで物語を紡ぐストーリーブロック、THE RAMPAGE王道楽曲からなるブロック、デビュー前に行った「武者修行」から現在に至るまでの歴史をたどる原点回帰のブロックの計4ブロックで構成。今年行ってきた「LIVE×ONLINE」、そしてこれまでの活動の集大成的なステージを展開した。

ライブのオープニングでRIKUは白いグランドピアノを弾き、川村壱馬と吉野北人はハイスツールに腰掛けてスペシャルアレンジの「Can't Say Goodbye」を歌唱。2番からはパフォーマーも1人ずつ合流し、曲の終わりに16人全員がステージにそろった。ロマンチックな演出は続き、CGの雪が舞う中で16人は「INTO THE LIGHT」を披露。繊細なダンスと美麗な歌声で魅せた。

最新シングル「MY PRAYER」のカップリング曲「ESCAPE」をリラックスしたムードで初披露したあと、16人はメロウなR&Bナンバー「All day」をパフォーマンス。「All day」からはパフォーマーが1人ずつフィーチャーされ、女性の気を引こうとするさまがダンスで表現された。街角でバラの花を差し出したり、壁ドンを仕掛けたりするも、パフォーマーたちは次々恋心を打ち砕かれていく。その物語は「Knocking Knocking」でも続き、チラシを手にした女性はライブハウスに移動する。ライブハウスのステージではボーカル3人がスタンドマイクで熱唱中。3人のもとにパフォーマーが集結すると「BAD LUV」が始まった。フロアで盛り上がる16人の姿は手持ちカメラによって撮影され、視聴者には没入感のある映像が届けられる。この曲の終わりには女性と共にフロアを去っていく長谷川慎の姿が映し出された。

ソファで寝ていた岩谷翔吾が起きるシーンで始まった「Change My Mind」では軽快なサウンドに乗せて、ボーカル3人の歌声が響く。川村がマイクを手にステージを降りると、ボーカル3人は「So Good」を披露。3人はステージを移動すると吉野のアカペラパートから「Starlight」を歌い始め、「MY PRAYER」ではそれぞれの歌声を確かめ合うように声を重ねた。

龍によるMPCプレイのコーナーでは、ライブをサポートするPSYCHIC FEVERがパフォーマンスを披露。彼らのパートが終わると、パフォーマーショーケースのコーナーに突入し、13人はそれぞれ得意のダンスを見せつけた。与那嶺瑠唯はサンタ帽をかぶりコミカルなダンスを披露し、“しゃべれない2人”としてファンにはおなじみの藤原樹と神谷健太は鍛え上げた二の腕を覗かせながらセクシーに踊ってみせた。THE RAMPAGEイチの肉体美を持つ武知海青によるクランプでパフォーマーショーケースのコーナーが終了し、続いて始まったのはLIKIYA、神谷、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀のパフォーマー5名からなる派生ユニット・MA55IVE THE RAMPAGEのコーナー。彼らは「Determined」「No.1」の2曲をアグレッシブにパフォーマンスした。

MA55IVEに川村が加わり、両者のロゴを背負って6人で「13 SAVAGE」を披露したあとは、神谷に代わって川村がMA55IVEに加わった編成で「GO HARD」をパフォーマンス。さらに川村はソロでも鋭利なラップを披露するというサプライズで視聴者を喜ばせた。川村が最後に放った「拳掲げろ 参加したなら Are you ready?」というリリックから始まったのは「THROW YA FIST」。この曲は2019年に行われたツアーのオープニングを飾った、いわばツアーのテーマソングで、16人は拳を掲げながら挑発的な視線をカメラに送った。そしてライブはグループにとって最新のウェッサイナンバー「FAST LANE」へと続いていく。これぞTHE RAMPAGEと言わんばかりのパワフルなパフォーマンスで魅せ、ロゴ入りのトラックのサイドパネルが開くと、中からボーカル3人が登場するという派手な演出でも視聴者の目を引いた。

その後も「100degrees」「ELEVATION」「FIRED UP」と、THE RAMPAGEの原点であるヒップホップをベースにしたアグレッシブなナンバーが続き、「Fandango」ではステージ前方に一列に並んだ16人が掲げた両手を何度も振り下ろす振り付けで一体感を演出。ラテンテイストの「LA FIESTA」では力強さとセクシーさを併せ持ったパフォーマンスを繰り広げた。

息を切らした川村は「皆さん楽しんでますか? 僕らは今日が今年最後の単独ライブです。今年は僕たちも皆さんも本当に大変な状況に襲われましたし、今でも苦しい状況の方もたくさんいらっしゃると思います。僕たちも日々自問自答しながら、自分は何者なのかと思いながら過ごし、エンタテインメントの可能性を信じながらここまでやってきました」と新型コロナウイルスの影響でツアーが中止になるなど、さまざまな困難が立ちはだかった2020年を振り返る。そして「世の中を変えるべく次はこの曲で皆さんと心を1つにしたい」と語り、「Move the World」を16人で披露した。

THE RAMPAGEの活動をさかのぼっていく映像が流れたあと、2016年に3つのグループに分かれて行った「武者修行」のロゴが映し出される。事前に予告されていたこのコーナーでは、吉野、神谷、藤原、LIKIYA、鈴木、龍からなるRoute Aメンバーが「リフレイン」、RIKU、陣、岩谷、浦川、後藤からなるRoute Bメンバーが「1st Place」、川村、長谷川、与那嶺、山本、武知からなるRoute Cメンバーが「FIGHTERS」と、それぞれ「武者修行」で披露していた三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのナンバーをパフォーマンスした。全組のステージが終わると、16人は「武者修行」の頃から歌っている「FIND A WAY」を披露。別々の場所にいた3組が1つのステージに集まり、彼らはデビュー曲「Lightning」を力強く届けた。

ラスト1曲を残したところで、THE RAMPAGEは怒涛の勢いで駆け抜けてきたこのライブを振り返る。RIKUは「1曲目からピアノを弾かせていただくのは、『やらせてください』って言ったもののめっちゃ緊張した」と1曲目の「Can't Say Goodbye」のパフォーマンスについて言及。それを受けて吉野は「それ伝わってました。僕、最初RIKUさんを見ていたんですけど、RIKUさんはピアノしか見ていなかったです」と笑った。そんな吉野は「武者修行」のチームでのステージについて「けっこう感慨深かったですし、新鮮な気持ちにもなってウルウルしました」とコメント。RIKUも「Routeごとのリハーサルもあったじゃん。昔小さなスタジオでリハーサルしていた時間を思い出したよね。あの頃のがむしゃらにデビューに向けて走ってきた気持ちを思い出して、そのときの気持ちを持ち続けていきたいと改めて思いました。この機会に感謝しています」と思いを語った。

川村は「もともと今までのライブのセオリーをぶち壊しますと言っていたライブで、まさしくそんなライブになったと思います。きっと初めて見るような僕たちの表現もあったと思うので、いろんな方に楽しんでいただけていたら幸いでございます」とライブを総括。そして「明日にも、2021年にもしっかりと強く明るくつなげられるように、最後はぶち上がって終わりたいと思います。この瞬間も、来年もついてこれますか? しっかり手を握ってついてきてください」と語り、お決まりの「行くぞ、てめえら!」という声からラストナンバー「SWAG & PRIDE」へ。16人は最後の1曲に全身全霊を込めてパフォーマンスし、約2時間にわたるライブを締めくくった。

このライブの模様は12月25日(金)23:59までABEMA PPV ONLINE LIVEで配信中。本日12月23日(水)20:00からはBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEによる単独公演「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER "BALLISTIK BOYZ"」が配信される。

THE RAMPAGE ライブ前コメント

岩谷翔吾

ライブコンセプトについて

今回のライブは大きく分けて4つのコンテンツが盛り込まれています。
(1)バラードブロック
(2)ストーリーブロック
(3)THE RAMPAGE王道な盛り上げブロック
(4)武者修行からの歴史を辿る原点回帰ブロック
見所コンテンツが満載なセットリストで、2020年の締めくくりにふさわしい内容をお届けしたいと思います。

RIKU

演出・見どころについて

今回のLIVEの見どころは、今までのRAMPAGEのLIVE作りのセオリーを一度壊して、「今」の僕らだから出来る表現が詰まったライブになっています。
武者修行時代にやっていたパフォーマンスをアップグレードした形でお届けさせていただきます。
これもまたひとつの見どころかと!!
僕らにとっても「初」が沢山詰まったこのライブ!!
新曲もありますし、また新しい僕らの姿をお見せできると思います!
どこをとっても見逃せないシーンしかないので、瞬き厳禁で見て感じて頂きたいです!

今回のライブで行った初の取り組みについて

RAMPAGEのLIVEはこれまで一曲目から勢いのある楽曲で攻めていって盛り上げていくという内容がベースにあったのですが、今回はRAMPAGEのLIVE史上初の落ち着いたバラード調の楽曲からスタートし、中盤でミッドな楽曲が来てそして後半に盛り上げていくという流れを構築しました!
今までRAMPAGEのLIVEを観てこられた方もかなりビックリされた内容だったと思います。
そして2016年のデビュー前に行った武者修行のパフォーマンスを16人が3チームに分かれて行ったのも今回のLIVEの大きな見所の一つだったと思います!

浦川翔平

推し曲について

推し曲は初歌唱のESCAPEです。
今回、振り付けは瑠唯さんがして下さったんですがリリックをなぞる様なおしゃれな振り付けとサビのキャッチーなステップの振り付けが特徴です!
ボーカル歌唱にはオートチューンも使われていて今までに無いようなチルな雰囲気が魅力な楽曲になっています!
皆さんの前で初パフォーマンスするのが楽しみです!!

長谷川慎

衣装について

今回のライブはクリスマスが近い事や、バラード楽曲からライブがスタートするという事もあったので、大人っぽさや、どこかクリスマスっぽさを表現したいと思い、オープニングからは全員統一のオリーブ色のスーツでビシッとした雰囲気を演出しました。

中盤からは、こちらも全員統一でホワイトのワーク系衣装にしました。前回はブラック、前々回はブラウンのワークセットアップの衣装を作ってきましたので、今回は冬のライブという事もありホワイトにしてここのセクションでも冬を感じられる衣装にしました。
全員共有の背中のワッペンは今回もLIVE×ONLINEの為に新しいTHE RAMPAGEロゴを作り落とし込みました。ロゴのイメージは、ガラスに銃弾が放たれて割れて亀裂が入っている部分に"THE RAMPAGE"の文字が亀裂っぽく入っています。

終盤の3つに分かれるパートからは、2016年に行った3ROUTEに分かれての武者修行の時のイメージカラーにして、
ROUTE Aはwhite&black
ROUTE Bはcamouflage
ROUTE Cはblack
この色のイメージでスタイリングして頂きそれぞれのROUTEの色や良さが存分に出るようにしました。

「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER "THE RAMPAGE"」2020年12月22日 セットリスト

01. Can't Say Goodbye
02. INTO THE LIGHT
03. ESCAPE
04. All day
05. Nobody
06. Knocking Knocking
07. BAD LUV
08. Change My Mind
09. So Good
10. Starlight
11. MY PRAYER
12. MPC Play (PSY DT)
13. DANCE TRACK
14. Determined
15. No.1
16. 13 SAVAGE
17. GO HARD
18. THROW YA FIST
19. FAST LANE
20. 100degrees
21. ELEVATION
22. FIRED UP
23. Fandango
24. LA FIESTA
25. Move the World
26. リフレイン
27. 1st Place
28. FIGHTERS
29. FIND A WAY
30. Lightning
31. SWAG & PRIDE

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