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EXO チェン、ベクヒョン、D.O. ソロ作から感じるボーカリストとしての個性

リアルサウンド

19/10/21(月) 7:00

 毎年多くのグループがデビューするK-POP界。とりわけ2012年はEXO、VIXX、BTOB、B.A.P、EXID、NU’EST、AOAなど、多くのグループがデビューをし“激戦の年”だったといわれている。

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 その中でも群を抜いて人気を得たグループの1つがEXOだ。EXOは2012年にSMエンターテインメントよりデビュー。当時は韓国で活動し、韓国語で歌唱するEXO-Kと、中国をメインに活動し、中国語で歌唱するEXO-Mの2組に分かれて活動をするという斬新なスタイルを取っていた。

 EXOというグループ名は太陽系外惑星を意味するExoplanetからモチーフを得ており、“未知の世界から来た新たなスター”というコンセプトを持つ。各メンバーたちは瞬間移動や念力といった特殊能力があり、それぞれがエンブレムを持つという、SFさながらのコンセプトもファンの関心を引きつけた。

 また、デビューまで100日間かけてティーザーを公開していくという、壮大なプロモーションプロジェクトも当時話題になり、少しずつ紐解かれていくメンバーたちの正体にファンたちは大いに沸いた。

 EXOも2019年でデビュー8年目を迎え、最近は各メンバーのソロ活動も増えてきた。今回は、その中でもチェン、ベクヒョン、D.O.の3人のメンバーを取り上げてみたい。

■パワフルなボーカリスト・チェン
 チェンは中国をメインに活動するEXO-Mのメンバーだ。デビュー曲「MAMA」では、冒頭のハイトーンの伸びに圧倒される。2011年にSMキャスティングシステムを通じて入所。練習生期間は1年もなかったというから、彼の才能を見込んでの抜擢だったということがうかがえる。

 チェンは、同じEXOのメンバー・D.Oが出演したドラマ『大丈夫、愛だ』のオリジナルサウンドトラック「Best Luck」を始め、ソロ曲をいくつか発表した後、2019年4月、アルバム『4月、そして花』でソロデビューを果たした。そして、10月には2枚目のソロミニアルバム『Dear my dear』を発表し、音楽ランキング1位を総なめにした。

 一度聞いたら忘れられないハイトーンでパワフルながらも深みのある声は、唯一無二だろう。ロックからバラードまで様々なタイプの曲を歌いこなせるボーカリストだ。

■ハスキーで甘い声のベクヒョン
 ベクヒョンは、韓国で活動をするEXO-Kに所属し、ハスキーな声で感情豊かなボーカリストだ。彼もチェン同様、練習生生活が1年未満と短いながらも、EXOのメンバーに抜擢された。

 ベクヒョンは学生時代はロックバンドを組んでおり、ロックフェスティバルでは最優秀賞を獲得したという。実用音楽科入試の準備をしていた頃に路上でSMにスカウトされ、チェン同様2011年にSMキャスティングシステムを通じて、入所をした。

 ベクヒョンは優しく包み込むような声の持ち主だ。元miss Aのスジとのデュエット曲「Dream」では、そんなベクヒョンの声が存分に聞ける。そして2019年7月、1stミニアルバム『City Lights』でソロデビューを果たした。R&B曲を中心とした収録曲は、ベクヒョンの新たな歌手としての魅力が見られるものになっている。

■ソウルフルでエモーショナルなD.O.
 D.O.は、EXO-Kのメンバーとしてデビューした。幼い頃からR&Bの曲を好み歌っていたという。高校生の頃に参加した『京畿道青少年大会』でSMにスカウトされ、その後2010年にSMキャスティングシステムを通じて入所した。

 最近は、俳優としての活動が目覚ましく、2014年に先述したドラマ『大丈夫、愛だ』に初めて出演し、その後は映画やドラマと活動の幅を広げている。2018年に韓国で公開された映画『スウィング・キッズ』では、戦時下の中でタップダンスに命をかける兵士の役を熱演。2020年2月には日本でも上映されることになっている。

 D.O.は、ソウルフルな声を持ち、エモーショナルなR&Bに根付いたスタイルを持っている。その歌声は“SMサウンド”の生みの親、ユ・ヨンジンのブルージーさを彷彿させる。2019年7月には久々のソロ曲「That’s okay」を配信。最近は俳優としての活動が目立っていたが、歌声は衰えず、リスナーの心を揺さぶってくれる。

今後のEXOの行方は?
 EXOはシウミンとD.O.の2人が兵役についており、1991年生まれのスホや、1992年生まれのチャンヨル、ベクヒョン、チェンも続いて入隊することになると思われる。ソロ活動を頻繁に行いながらも、兵役中の2人のメンバーを欠いた状態で、ワールドツアーを行い、10月には日本ツアーも開催している。“完全体”での活動は少し先になりそうだが、今後に注目したい。(西門香央里)

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