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橋本祥平「再現度に注目してほしい」登場人物すべてがハマり役!舞台「デュラララ!!」が開幕

ぴあ

『舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~』ゲネプロより(オフィシャル提供)

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昨年、新型コロナウイルス感染症に対する措置として全公演中止を発表した『舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~』が、2021年8月1日より東京にて開幕、愛知・大阪の3か所にて上演される。

「デュラララ!!」は成田良悟作、ヤスダスズヒト絵による小説で、2004年に電撃文庫(KADOKAWA)より刊行。TVアニメシリーズは2010年より放送された第1期に加え、2015年には第2期も製作され、コミカライズやゲーム化など、大きくメディアミックスされたヒットタイトルだ。

主人公の竜ヶ峰帝人役:橋本祥平、紀田正臣役:杉江大志、園原杏里役:福島雪菜のメイン3人はもちろん、周りの登場人物すべてがハマり役と言っても過言ではないキャラクター再現度。原作の人気キャラである平和島静雄と折原臨也も伊万里 有と猪野広樹が見事にビジュアル・声・シルエットまで再現している。

また、首なしの妖精デュラハンという設定のセルティは佐野夏未が演じ、声をアニメ同様に沢城みゆきが担当。セルティのヘルメットを被りながらの軽快なアクションシーンや、アニメでも印象的な黒バイクシーンがステージ上に具現化され、疾走感あふれる立体的な演出は必見だ。

舞台ならではになっている部分について、「逆に意外とない。それだけ再現していっている感じがある」と断言してみせた杉江。「原作の“これ大丈夫かな?どう舞台で表現するのかな?”というのは、そのまま丸っと再現されていると思うので、舞台ならではというよりは、むしろその再現度に注目してほしい」と自信たっぷりにコメント。

池袋の街並み、アニメのオープニングの演出、キャラクター同士の掛け合いやノリなど、「デュラララ!!」の空気感が再現されつくした本作。原作ファン納得の舞台となっているのではないだろうか。

初日8月1日(日)公演と千秋楽8月22日(日)公演は各種配信サービスで配信も実施する。
なお、東京公演の会場となっている日本青年館ホールは、東京オリンピック会場である新国立競技場付近のため、都営大江戸線「国立競技場前」駅と、JR「千駄ヶ谷」駅からは交通規制で大幅な迂回が必要。駅から会場まで通常の倍ほどの時間がかかるので、東京メトロ銀座線「外苑前」からのアクセスがオススメだ。

取材・文・撮影(メイン写真除く):能一ナオ



<キャストコメント>

【橋本祥平】
数億年ぶりの囲み取材ですので、また昔の演劇な感じに戻ってきたのが本当に嬉しく思っております。
本当は去年公演しているはずの作品が中止になって1年越しのリベンジということで、今の時期にやらせていただける有り難みをとても痛感しております。 今はなかなか非日常的なことができない世の中だと思うんです。どこかに行ったりすることが難しい中で、この演劇というのは身近な非日常だと思っております。皆様の非日常を守るじゃないですけど、非日常を求めて日常を頑張っている皆様のためにも、とにかく全力でお届けしたいと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。

【杉江大志】
率直に、やっとだな、という気持ちがすごく強くて、ここまで来れたことにすごく感動しています。一度中止になったものを再度公演するためにめげずに作り上げてくださった制作の皆さんに心から感謝していますし、その想いも一緒に背負って舞台に立ちたいなと思っております。
今のこのご時世に中止になったものにリベンジすることで、僕たちなりに精一杯抗っていけたらなと思っております。心待ちにしてくださっていたファンの皆さんにも全力でハードルを上げてくださいと言っているのですが、それを悠々超える作品に仕上がったんじゃないかなと思っているので、楽しみにしていてください。

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