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追悼・宍戸錠 エースのジョー、日活アクションを縦断した男

20/3/7(土)

『拳銃(コルト)は俺のパスポート』(3/10) 新文芸坐 “追悼・宍戸錠 エースのジョー、日活アクションを縦断した男”(3/9〜3/12、3/17~3/19)で上映 先ごろ惜しまれつつ逝去した宍戸錠の代表作を一本選べと言われれば、躊躇なく『拳銃(コルト)は俺のパスポート』を挙げる。藤原審爾原作の『逃亡者』を、シャープなアクション映画を得意とした野村孝が監督した、日本ハードボイルド映画史上の最高傑作。4日で脚本を書き上げ(山田信夫、永原秀一)、20日間余りで撮影したという過酷な状況下で作られた日活プログラム・ピクチャーだが、コントラストの強いモノクロ映像、モダンジャズとマカロニウエスタンをミックスした斬新な音楽、ストイックなセリフが素晴らしい。 ラストの銃撃戦。宍戸が演じた殺し屋上村が、走りながら散弾銃で敵を倒す。弾が尽きた散弾銃を投げ捨て、走ったまま拳銃を抜いて、撃つ。日本映画ではかつてなかったハードボイルドな銃撃戦は、助監督として撮影チームのB班を率いた長谷部安春監督が演出した、とご本人から聞いた。コミカルな演技を強いられ続けた宍戸錠が、無駄口を聞かず笑いも見せない寡黙な演技を貫ぬき、松田優作の『遊戯』シリーズや『ルパン3世』のオリジンとなった伝説の本作を、宍戸さんを偲んで再見したい。

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