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NiziU AYAKA×NINA、バラエティで際立つナチュラルな魅力 マルチな活躍の可能性も

リアルサウンド

21/3/12(金) 6:00

 来週3月18日より、NiziUをアジアアンバサダーとして起用しているH&Mが「H&M♡NiziU」第2弾コレクションを発売する。第1弾コレクションは来たる春に向けてパステルカラーを基調としたファッションアイテムが多くガーリーな印象的だったが、今回発売されるのは大人っぽいスタイルが作れそうな暖色カラーのアイテムだ。H&Mとのコラボアイテムだけではなく、これまでMVやファッション雑誌などの中で様々な姿を披露してきたNiziU。どんな色にも染まれる彼女たちはあらゆる衣装を着こなしているが、中でもスタイルの良さが目立つのはとAYAKAとNINAの二人だ。

 どちらも高身長で、情報解禁などで公開される動画では両端に配置されていることが多い。昨年11月22日にNINAがグループの公式Instagramに投稿したAYAKAとのプライベート写真では二人のスラリと長く伸びた足や顔の小ささがよく分かり、ファンの間で話題となっていた。次々と活躍の場を広げているNiziUだが、今後個々に活動することもあるかもしれない。そうなれば、AYAKAとNINAはファッションモデルとしても重宝されるのではないだろうか。

 
 
 
 
 
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 また、NIziUは昨年11月から今年1月にかけてバラエティ番組にも多く顔を出した。11月23日にはくりぃむしちゅーやネプチューンなどがレギュラーを務める『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。12月1日にはサバンナの高橋茂雄がMCを務める『沼にハマってきいてみた』(NHK Eテレ)でNiziUのファンを公言するPerfumeのあ~ちゃんと共演した。さらには、NiziU初の冠バラエティ番組『We NiziU!TV』(日本テレビ系)も12月6日より4週連続でオンエア。同番組ではNiziUが外ロケに挑戦し、オーディション中とはまた違ったメンバーの素の一面を垣間見ることができた。

 絶対的なリーダーでありながら笑いのツボが人とズレているなど、親しみやすいMAKO、惜しみなく変顔を見せてくれる飾らない性格のRIMA、大人しそうに見えて意外と大胆さのあるMAYAなど、それぞれにツッコミ甲斐のある一面を持ち合わせているNiziU。特にAYAKAとNINAは緊張しながらも、ナチュラルな魅力が際立った活躍を見せていた。

 「ふわふわビューティー」というキャッチコピーの通り、おっとりとした癒しオーラを放つAYAKA。基本的には大人しそうに見える彼女だが、時に天然ぶりを発揮して周囲を驚かせる。多くの人の印象に残っているのが、『Nizi Project』東京合宿のスター性評価でAYAKAが披露した“少し変わったテニス講座”だろう。テニスコスチュームで登場したAYAKAは、虫が寄ってきた時、テストがうまくいかなかった時など嫌なシチュエーションを挙げ、「そんな時にお勧めなのがテニスです!」と元気よく紹介し、ラケットを使って悩みを解決。最後になぜか本格的なダンスタイムを挟むという、『R-1グランプリ』でピン芸人が披露するようなネタで笑いを誘った。また『しゃべくり007』にてバラエティ力を試される「しゃべプロ バラエティーオーディション」のつかみ審査では、“未年”だからとシンプルすぎる羊のモノマネで共演者を困惑させるなど、突然真剣にボケる姿が面白く、同時に愛らしい。また、実は潔癖症で共同生活ではマイスリッパを使っているという意外性のあるエピソードもトーク番組で目立ちそうだ。

 一方、しっかり者の末っ子・NINAは日本語や英語など、複数の言語を使いこなす才色兼備で、スター性評価ではDJに扮し、自身が作曲したオープニングとBGMを使ったラジオ番組を作り上げ、他の参加者とは一線を画したパフォーマンスを披露した。あれからも作曲は続けているようで、『NiziU 9 Nizi Stories』第9話でRIMAが「NINAに音楽を作ってほしい」とリクエストしていたが、いつか本当にNINAがプロデュースしたNiziUの楽曲も生まれるかもしれない。ワールドツアーを目標に掲げるNINAはブレない高音でグループの“歌”を支えながら、そのクリエイティビティであらゆる可能性を広げてくれることだろう。そして反面、誰よりも甘え上手なのが彼女の最たる魅力だ。度々年上のメンバーに甘えている姿も見かけるが、バラエティでもその末っ子力を発揮している。『しゃべくり007』の「しゃべプロ」でも、つかみ審査でShakiraの「Waka Waka」を披露した後、結果を聞く前にキューブを自ら受け取りに行ったり、『We NiziU!~We need U!~』第1話では他のメンバーに習ってスキンケアを始めたことを得意げに語ったりと、愛嬌たっぷりの姿を披露してくれた。

 完璧なプロポーションを持ちながら、親しみやすさを損なわないNINAとAYAKA。ファッションモデル、バラエティタレント、楽曲プロデュースなど、色々な可能性を感じさせる彼女たちのマルチな活躍に期待したい。

■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter:@bonoborico

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