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波瑠主演の月9ドラマ「ナイト・ドクター」沢村一樹が“笑わない”指導医役で出演

ナタリー

21/5/17(月) 17:00

本郷亨役の沢村一樹。

波瑠が主演を務めるフジテレビ系“月9枠”の連続ドラマ「ナイト・ドクター」に、沢村一樹が出演することがわかった。

本作は夜間救急専門のナイト・ドクター結成のために集められた5人の医師たちの奮闘を描く青春群像医療ドラマ。年齢も性格も価値観も異なる5人が、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら絆を深め合い、医師として人として成長していく。主人公の救急医・朝倉美月を波瑠が演じるほか、田中圭、岸優太(King & Prince)、岡崎紗絵、北村匠海がともに働く医師に扮する。

沢村は、曲者ぞろいのナイト・ドクターをまとめる指導医・本郷亨として出演。本郷は米ニューヨークで夜間勤務専門の救急医をしており、ナイト・ドクター結成にあたり、柏桜会あさひ海浜病院の院長から日本へと無理やり呼び戻された。並外れた技術を持つ一方、偏屈かつ毒舌で部下に慕われようとする気が一切なく、さらに日勤の医師ともたびたびぶつかるため、ナイト・ドクターは早くも存続の危機に陥る。

沢村は演じるにあたり「撮影現場に“救命救急医の心得”という本が置いてあるんです。そこには“どんな状況であっても患者の前では絶対に笑うな”と書いてありました。仲良くなった患者さんと笑顔で話していたとして、その横には重体の患者さんがいるかもしれない。救急は360度全て見えていないといけない現場なんだと思います」とコメントしている。

「ナイト・ドクター」は6月に放送開始。「刑事ゆがみ」「グッド・ドクター」の大北はるかがオリジナル脚本を執筆し、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の関野宗紀、「監察医 朝顔」の澤田鎌作が演出に名を連ねた。

ナイト・ドクター

フジテレビ系 2021年6月スタート 毎週月曜 21:00~21:54

沢村一樹 コメント

台本を読んだ感想

じっくり読みたい台本もあるし、テンポよくどんどん読む作品もあるんですが、「ナイト・ドクター」は、テンポよく読めて、次のページをめくるのが楽しみになる本でした。そういう作品ってなかなか出会わないんです。読んでいてワクワクするし、どうなるんだろう? おもしろい!と次が読みたくなる作品でした。視聴者の方には、共感していただく部分や考えさせられる部分が良いバランスでちりばめられていると思います。

役柄について

本郷先生、かっこいいんですよ(笑)。若い医師に比べて何十倍という“人の生き死に”を見てきているので、それが体にも心にも染みついている男です。撮影現場に“救命救急医の心得”という本が置いてあるんです。そこには“どんな状況であっても患者の前では絶対に笑うな”と書いてありました。仲良くなった患者さんと笑顔で話していたとして、その横には重体の患者さんがいるかもしれない。救急は360度全て見えていないといけない現場なんだと思います。まだ分からないことも多い若い医師たちとの違いを、そういったところで出せればと思っています。

「ナイト・ドクター」チーム5人の印象は?

ナイト・ドクターのみんなはいろいろな事情を抱えながら医師になっていて、作品自体が少し重く感じられるのかな?と思ったんですが、5人みんな若いので、“目の前にどんな悩みがあっても、どうにかしてやろう”というエネルギーを感じますね。若いエネルギーというのは、そういう悩みも重々しくなりすぎないのかなと思います。

視聴者へのメッセージ

月曜9時からのドラマなので、1週間が始まって、次の日から頑張るぞと思える作品にしたいです。自分がいつ患者になるか分からない世の中です。当たり前だと思っている普段の生活や、周りにいる人たちの大切さだったり、今までとちがう目線で日常のさまざまなことを改めて見ることができる。この作品がそのきっかけになれば良いなと思います。

野田悠介(プロデューサー)コメント

沢村一樹さん演じる本郷亨はナイト・ドクターの5人から見れば指導は厳しいし、怖さもあるし、何を考えているか分からないところがあります。ただ、彼らには見せていない、救急医の未来を常に考え、現状を変えようとする熱い信念を秘めています。全体を俯瞰で見つつ、自らが手を差し伸べるのではなく、5人を突き放すことで成長をさせる。そんな存在感たっぷりの本郷を沢村さんにどう表現していただけるのか、すごく楽しみです! ぜひご覧ください!

(c)フジテレビ

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