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福山雅治、石田ゆり子らと“幸せ”について考える 「人を思って生きること」

リアルサウンド

19/11/2(土) 12:00

 福山雅治の音楽旅番組『タビフクヤマ』(フジテレビ系)が、11月1日に放送された。

 「一夜限りの音楽が生まれる場所」ということで今まで放送してきた『ウタフクヤマ』。今回の『タビフクヤマ』は、車でさまざまな旅をしながら、最後にみんなで1曲を作る。福山雅治、リリー・フランキー、石田ゆり子、満島真之介の4人が1台の車に乗り込み、目的地の熱海へ向かった。

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 車中、話題は「石田ゆり子の落とし方」から「幸せ」へ。ハンドルを握る福山は「仕事だ、なんだ忙しく生きていると恋愛だけじゃない、大事なものが出てきますから。でもね、人を思って生きること。そのことが幸せなのかなって思ったんですよ」と話す。それに石田は「みんな一途ですよね。本当はね」と返した。

 さらに、福山はギターを持ち出しリリーと歌いたい曲として井上陽水と玉置浩二のデュエット曲「夏の終りのハーモニー」を選曲。「俺らが一番歌ってるのは『あずさ2号』」というリリーの言葉を無視して、「夏の終りのハーモニー」にこだわる一面も見せた。玉置浩二モード全開の福山に、リリー、さらには満島も参加していく。「素敵」という石田の拍手に、福山は上機嫌で「サビもう一回やっておきます?」と話した。

 また、石田から男の人が女の人の言葉で歌う歌をリクエストされ、福山は2002年に前川清に提供した「ひまわり」を選んだ。同じ長崎出身の演歌歌手・前川に送った「ひまわり」は、忘れられない彼を思う女性の思いを歌った楽曲だ。「ひまわり」を歌唱後、リリーは「泣きそうですよ。この曲聞きながら『マチネ(の終わりに)』の2人を見てると。しかも、これは会えなくなっちゃった歌じゃないですか」と映画の物語に重ねて聞き入っていたようだ。

 福山らは旅の終わりに、今日の“言葉”を歌にしていく。歌のテーマ決めに福山は「一番いいなと思ったのは、思う人がいる。思い人がいるということは幸せなことなんだということ。ドライブ、旅ということで言うと、思い出す情景とか人とか、甘酸っぱさみたいなものがあると思うんですよ」と提案し、石田も「切ない距離があっても、お互いの心の中にいるという喜びの辺りに焦点を」と返答。リリーは「なんなら、『マチネ』のエンディングでかかっててもしっくりくるねっていう風になれば」とコメントし、方向性はバラードへと進んでいった。

 「私の向かっている町にはあなたはいないんですよ。会えなくて違うところにいてて、でも最後に虹がかかっていて。私のいる町には虹がかかっていて、あなたのいるところにも虹がかかっていて繋がっているといいな」という大まかな物語を福山が説明し、テーマは「遠く会えない男性を想う女性のこころ」に決定。旅の出来事を歌詞に当てはめていき、福山の作曲のもと、旅の即興オリジナルソング「半分の虹」が完成した。(向原康太)

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