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木村文乃「殺人分析班」撮影振り返り、監督とは「殴り合いみたいな感じ」

ナタリー

19/11/14(木) 21:36

左から青木崇高、木村文乃、内片輝。

「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」の完成披露試写会が本日11月14日に東京・スペースFS汐留で行われ、キャストの木村文乃、青木崇高、監督の内片輝が登壇した。

麻見和史の小説をドラマ化した本作は、警視庁捜査一課十一係の刑事・如月塔子が難事件に挑む「殺人分析班」シリーズ第3弾。塔子の相棒・鷹野秀昭の公安部への異動が数日後に迫っているところから物語は展開していく。木村が塔子、青木が鷹野を演じた。

本作のモチーフになっている青い蝶をイメージした衣装で登場した木村。「お話は早い段階からあったんです」と切り出し「でもスタッフとキャストが集まるのが難しくて、前作から3年が経ちました。待っていてくれた皆さんのおかげでここに立てたという気持ちです」と感謝を述べつつ挨拶する。そして、前2作と今作を比べて「まず、捜査会議から今までと違う感じがありました。監督から『(十一係の)エースやから!』と祭り上げられちゃってる感じ」と笑う。それを受けた青木は「僕からエースを奪ってね!」と嫉妬する様子を見せた。

木村と同じく本シリーズ3度目の出演となる青木は「今まで仕事の中で、こんなかっこいい役をやったことがないんですよ。男としても惚れ惚れします」と明かす。木村が「(鷹野は)原作の人気投票1位らしいですよ」と伝えると、青木は「セリフとかも『どの口が言ってるんだ!』と思いながら見てます。普段の僕のキャラクターから考えたら」と苦笑しつつ打ち明けた。今作から十一係を離れる鷹野について青木は「俺だって離れたくないんですよ!」と叫び、「でもいろんな理由があって離れるんで、楽しんで観てください」と観客に呼びかけた。

スピンオフを含めシリーズすべての制作に携わってきた内片は「これだけ続いている理由は、お客さんが次の作品を期待してくれた結果なので、感謝しかないです。本当にありがとうございます」と語り、「もっと面白いもの、もっとかっこいい塔子と鷹野を期待されていると思います。キャストのがんばりがパワーアップの源です」と力説。それを横で聞いていた木村は「今回はエースとしてがんばらなきゃいけなくて、孤独だったんですよね。いいこと言ってもらえてホッとしてます」とはにかみ、「お芝居を組み立てるにあたって監督とは相談するというよりもお互いやってみてどう出る?っていう。なんか殴り合いみたいな感じがあって……」と続けると、すかさず内片から「俺はそう思ってない!」とツッコミが入り会場に爆笑が起こった。

続いて、本作の魅力を尋ねられた木村は「世界観が独特です。今回はより深く、さらにそこにテンポのよさも加わってます」と回答。青木は「グロテスクさですね」と即答し、「スタッフさんが緻密に作ってるんですよ。心臓バクバクしますよ! ひっくり返ります」とこれから1話を観る観客にアピールした。

イベント中盤には撮影中に木村の誕生日をサプライズで祝ったエピソードを振り返る場面も。木村は「本当にありがたかったです。『誕生日ですー!』ってなったら、隠れてた青木さんがパーン!って出て来て、生の背中に『ハッピーバースデー塔子』って書いてあって(笑)」と回想する。青木は「メイクさんに書いてもらったんですけど『ハッピーバーデー』になってて、俺のボケみたいな感じで、ちょっとスベってるんじゃないかみたいな」と裏話を披露し、会場の笑いを誘った。

最後に木村は「1作目から4年間応援してくださってる皆さん、今作から観てみようかなと思っている人、どんな方が観ても楽しめるドラマです。3作目だからといってたるむことはありません!」と呼びかけ、「1話は無料で観られます。これ大事です! 2話、3話も観たくなること間違いなしです!」と力強く宣言した。

連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班

WOWOWプライム 2019年11月17日(日)放送スタート 毎週日曜 22:00~
※全6話
※第1話は無料放送

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